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始祖鳥の化石を見に行った日

雨の日曜日、庭子は父親(庭子パパ)と一緒に、約束通り、始祖鳥の化石を展示している博物館に行くことになった。


やはり日曜日だけあって、雨の日だが込んでいた。


大英自然史博物館から借りたものを展示するってのは、それだけの価値があるものなのだろう。



・・・



見終わった後、上野公園の中を歩きながら2人(?)が話している――


庭子「始祖鳥の化石の前でずっと見ていたら、スタッフのお姉さんが『前でご覧になった方は他の方に場所をお譲りください』とか10回くらいは言っていたねフガ」


庭子パパ「なんだ、そのくらいだったのかコケ。なんなら100回くらいは言われるくらい見ていてもよかったねコケ。そのくらい価値があるものかもしれないねコケ」


庭子「だったら、お父さん、仕事なくて暇なんだから、何回でも見にくればいいねフガ」


庭子パパ「失業している、というのは忘れていたのに、思い出させるなよコケ」


庭子「始祖鳥じゃなかったけど、棒をさされた鳥の剥製が、仰向けに寝かせられていたねフガ」


庭子パパ「死んだ後、ケツに棒を挿されて展示されるなんて俺は御免だねコケ」


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