90/113
第89話 ありがとう
「じゃあ、それで報告してきちゃうね。」と言い部屋から出ようとしたら、
「ちょっと待って。」とカインが言った。僕は振り返って、
「どうしたの?」と聞いた。するとカインは、少し恥ずかしそうに
「その…ブライトが僕らのチームにいてくれてよかったよ。こういう考えをどんなときでも冷静にできてるしさ、本当に心強いよ。」と言われた。僕は素直に嬉しいという気持ちだったが、ふと思ったことを言った。
「僕だって、無敵な訳じゃない。暴走したりもするかもしれない。そういう時は、仲間である君達だけが頼りだ。だから、なんて言えばいいか分からないけど、取り合えす、そういうことは、助け合いだから。4人もいるんだから、4人で力を合わせたら越えられない壁はないよ。」
「そうだね。ありがとう。」
「じゃあ、伝えてきちゃうね。あ、そうだ。別にもう部屋戻っててもいいからね。」と言い僕は、振り返って歩き始めた。




