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成績はトップで修めているんだから、それくらい許されてもと思うが、バレて面倒なことになるのは極力避けたい。
大人しくこのまま特待生として三年通えば、大学推薦を確実に貰えて将来は安泰。
そのために、いつもは分けている長い前髪を真っ直ぐ下ろすことで顔を出来るだけ隠し、百六十五センチのまだまだ成長途中の俺は、学校で根暗キャラを徹底して演じている。
「部活も入ってないのに忙しいって、本当にバイトとかしてないんだろうな?」
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