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ガチ勢一人、ご招待(強制連行)  作者: 十六夜 七昼
第壱章 旅立ち
9/9

8.一概に魔法と呼ばれる物

ちょっち書き方変えてみました。

なんかだめなところがあったら、失踪しない程度に詳しく教えてください。


 それではまず、この世界での魔法とは何か。

 空気のように自然に存在してる魔力と呼ばれる万物に宿るエネルギー。その魔力を消費して魔法という現象を発生させる。

 なら魔力は減り続けてしまう。が、そこで登場するのが世界樹である。

 魔法は使うと魔力カスなる人間型の生物(魔族や魔物以外を指す)に使えない使用済みの魔力が存在する。

 その魔力カスを魔族又は魔物が魔法を使うことによって魔力カスを魔力に変える。が、魔力カスから魔力に変換するのは効率が悪い。


 そのための世界樹だ。世界樹は普通の木と違い、酸素や二酸化炭素を養分にするのではなく、魔力や魔力カスを養分とする。

 簡単に言うなら、魔力と魔力カスのバランスを取っている。


 次に、魔法についてだ。この世界の魔法はある程度の型というのがあって、それが使用者の才能や個性によって規模や、威力が変わっていく。が、魔法に長けた人物、主に賢者や宮廷筆頭魔道師クラスになると、自分好みに魔法をカスタムしたりすることもできる。


 が、魔法と言う物は、発動前のイメージに少なからず左右されるので、何も考えずに魔法を使おうとしても発動できない


 それはそれとして、消費した魔力に関してだが、寝れば回復…というか空気から取り込めるらしい

 MP自動回復なるスキルがあれば、寝ていなくても回復できるらしいが、生憎持ってないので必然的に寝るしかなくなるわけだ。


 じゃあ、まずは魔力を感じ取ってみようと思う。

 さっきは無意識に【身体強化魔法】を使ってしまったわけだが…


『固体名:エルシア は、【身体強化魔法】を入手しました。』


 お、おう。なんか随分遅い気がしないでもないが…

 

 …魔法に関する知識を持った状態で魔力を掴もうとするのは簡単だな。

 魔力とはエネルギーだ。前世との肉体の感覚と現在の肉体(?)の感覚を照らし合わせれば、違和感などすぐ浮き彫りになる。

 場所的には胸の奥。心臓みたいな?でも、何か違う。もっと奥、距離で言えば体を通り越してもなんら違和感の無いくらい奥。

 そこから、前世では感じもしなかった魔力の波動を感じたのだ。


 魔力を活用するにはどうすれば良いのか。

 魔力の通り道を作ってやればいい。この胸の奥の波動の塊、名称【魔核】は、殻を纏っている。

 その殻をどかしてやれば、通り道ができる。

 あとは、魔法名を唱えて、魔力をお望みの場所に移動させればいい。


 この、魔法名を唱える。即ち、詠唱だが、先ほど僕は、身体強化魔法を無詠唱で発動させた。

 この詠唱は、魔力を動かすのをある程度サポートしてくれるだけに過ぎない。おそらくこの世界で知っているのは僕か賢者くらいだが…

 と、言うわけで詠唱は必要な場所に魔力を動かせれば必要が無い。


 長々と説明したが、実は、【魔王の権能】の一部が開放された時に、ステータスに魔法の欄が追加されてるのでもう魔法を使う必要がなくなっている。

 ほら


ステータス

名前:エルシア

種族:????

年齢:????

レベル:32

HP:603000/603000

MP:29700/30000

STR:9761

DEF:3689

AGI:74532

INT:98432

スキル

素早さ小upLvMAX 素早さ中upLvMax 素早さ大upLvMAX 思考加速LvMAX サイレントランLvMAX 未来予測LvMAX 反動軽減LvMAX HP回復速度小upLvMAX HP回復速度中upLvMAX HP回復速度大upLvMAX 聴力小upLvMAX 聴力中upLv62 銃の扱いLvMAX ナイフの扱いLv92 刀の扱いLv86 格闘術Lv24 略奪者Lv1 観察眼LvMAX 鑑定LvMAX 真の魔王の卵Lv3 

魔法

火属性魔法Lv1 水属性魔法Lv1 土属性魔法Lv1 風属性魔法Lv1 雷属性魔法Lv1 光属性魔法Lv1 闇属性魔法Lv1 回復属性魔法Lv1 空間魔法Lv1

オリジナルスペル

身体強化魔法Lv―

称号

韋駄天 暗殺者 エリート中のエリート 無駄を無駄に極めた超人 武器超人ウェポンマスター 転生者 殺人鬼 真の魔王 断罪者


魔法がずらっと追加されたわけだ。


各属性の説明はしないでも分かるだろう。(と言うか、回復属性魔法ってさ、属性要らないと思うんだ)が、身体強化魔法は特別だ。


オリジナルスペル:身体強化魔法

効果:体の至る所全てを強化できる魔法。


 こんなとこだ。脳を強化すればINTが上がるのか不思議なところである。

 今はとりあえず、さっきの如く右手に魔力を集める。今度は只集めるだけではなく、『破壊』をイメージした魔力を流し込む。

 すると、どうであろうか、右手になんか、こう、禍々しいオーラが纏わりついているではないか


『固体名:エルシア は【壊の右手】を入手しました。』


 厨二臭いな。だが、どんなもんだ?


オリジナルスペル:身体強化魔法【壊の右手】

効果:発動中、触れた物に破壊をもたらすだけでなく、周囲に破壊を撒き散らす。

備考:右手以外でこの効果を発動できなくなる。右手でこれ以外の術を施そうとすると、効果が半減する。


 おう、中々に使えそうなスキルですこと。...ってちょっと待て。周囲に破壊を撒き散らすってやばくね?

 あぁ、やっぱり。周りの空間が壊れかけてる。空間ってことは、空間魔法が使えるか。

 こう、自分の魔力を空間に同調させるように広げて行き、綻んだ所に魔力をあて、綻びを少しずつ直していく。って、空間魔法使わなくてもできたよ。


『固体名:エルシア はスキル:【神域】を入手しました。』

『固体名:エルシア は神と名のつくスキルを獲得し、尚且つ神々に認められたため、【神格】を入手しました。』

『固体名:エルシア は【神格】を入手したため、【神々の遊戯ダンジョン】に挑む権利を与えられました』


 え?

身体強化魔法で上半身を強化して一刻も早く皆様に作品を届けたいのですが...

現実とは非情な物です

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