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属する者  作者: 酒井順
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第53章 回路(15)

第53章 回路(15)


第1話 回路(14)


 膜貫通受容体(細胞膜受容体)の3種類について、学びます。


① Gタンパク連結型(GLR):受容体へのリガンドの結合シグナルがGタンパクを活性化し、

  下流に信号を伝達する。


 調べて行くと、これは「Gタンパク質共役受容体(GPCR)=7回膜貫通型受容体(7TM)と

同じもののようです。

 上記の(GLR)は、この受容体となるタンパク質の遺伝子名称のようです。


「Gタンパク質と呼ばれる三量体タンパクを介して細胞内へシグナル伝達が行われる。

ヒトゲノムには約350種類のGPCRがコードされており、

これらはホルモンや成長因子をはじめとする内因性リガンドを認識する。

ヒトGPCRのうち約150種類は、リガンドや働きが分かっていないオーファン受容体である」

という事で、概略は納得したが、今後のさらなる研究に期待を持ちたいと思います。

(オーファン受容体:僕は、孤立した受容体。他との関連が見つけられない受容体と、

認識しています)


 また「構成として、GPCRはN末端が細胞外に、C末端が細胞内にあり、

αヘリックスからなる膜貫通(TM)ドメインが7カ所ある」

 つまり「N末端に信号を入力し、TMを通って、C末端に出力する」という事だと思います。


 現段階では、理解する事が困難です。

もう少し、概要を掴んでから再勉強が必要だと思っています。


② チャネル連結型:シナプスなどに見られる。


 代表として、Na+ - K+イオンポンプが上げられるようです。

ニコチン受容体、セロトニン受容体も仲間のようです。

アセチルコリン受容体は、2種類あるようです。

1種類が チャネル連結型のようです。


③ 酵素連結型:チロシンキナーゼ活性などの酵素活性を保つ。


 チロシンキナーゼ受容体は、次の事に関与するようです。


・標的タンパク質のチロシン残基をリン酸化してシグナルを伝達する。

・エリスロポエチン受容体

・インシュリン受容体

・細胞増殖因子の受容体

・サイトカインの受容体:別のチロシンキナーゼと結合して機能する。


 結論として、現段階では、理解する事が困難です。

全てを学ぶ事は、非現実的と思われます。

必要な知識が何であるのかを特定してから、再勉強したいと思います。


しかしながら、1番の問題は、この受容体の機能をシナプスと同格として

考える事が正しいのか?否か?という事です。

僕自身としては、既に「考える」という結論は出しています。

問題なのは、確認手段です。


第2話 動的グラフ(8)


 第3話のアミノ酸に先行してペプチドの事を考えたいと思います。

ここでは、ペプチドの種類(組み合わせ)の数を知りたいだけなので、簡略に調べました。

通常、2~5個のアミノ酸から構成されるようです。

それ以上の個数になるとポリペプチドとなり、タンパク質との境界も曖昧になるようです。

(確認要です)


 n=20とします。(DNAがコードするアミノ酸の種類数)

 mは、ペプチドを構成するアミノ酸の個数です。


m=2の時、20A2=20H2×2P2=(20+2-1)!/2!(20-1)!

      =21!/2!(19)!=21×20/2

      =210種類のジペプチド

m=3の時、20A3=20H3×3P3=(20+3-1)!/3!(20-1)!

      =22!/3!(19)!=22×21×20/(3×2)

      =1,540種類のトリペプチド

m=4の時、20A4=20H4×4P4=(20+4-1)!/4!(20-1)!

      =23!/4!(19)!=23×22×21×20/(4×3×2)

      =8,855種類のテトラペプチド

m=5の時、20A5=20H5×5P5=(20+5-1)!/5!(20-1)!

      =24!/5!(19)!=24×23×22×21×20/(5×4×3×2)

      =42,504種類のペンタペプチド


 尚、これらの組み合わせの全ての要素が、ペプチドとして働くのではないようです。

つまり、無意味な組み合わせ要素があるという事です。

この原因は、分かっていません。


※ -αは、考慮しませんでした。よって、実際の種類は上記の計算数より小さくなります。

つまり、概算となります。

また、mの数毎にペプチドの名称が異なりますが、この名称はmの数に由来するようです。


nAm=nHm×mPm-αの-αの部分が、未だ解決出来ません。

長い目で見てやってください。


第3話 アミノ酸(3)


α-アミノ酸は、RCH(NH2)COOHという化学構造を持ちます。

「生物に関する化学式を読む時、元素記号以外のアルファベットは、特定の原子団を意味している」

と、僕は理解しています。


 上記を前提とすれば、RCH(NH2)COOHのRが原子団となります。

Rが水素 (H) であるグリシン以外のアミノ酸では、D型、L型の光学異性体として区別されます。

生体のタンパク質は、基本的にL型のものだけが構成成分となっています。

(D型は天然では細菌の細胞壁の構成成分や老化組織、ある種の神経細胞などに存在)

Rを側鎖と呼びます。そして、20種類のアミノ酸の区別は、この側鎖に依存します。

側鎖によって、親水性・疎水性、塩基性・酸性などの性質が決定されます。


 つまり「側鎖(R)が、α-アミノ酸の種別=性質を決める」という事です。


 α-アミノ酸は、20種類あり、それぞれ1個又は3個のアルファベットの略記号で表現出来ます。

そして、塩基性・酸性・中性の性質は、次の様な構造で決定されます。


① 塩基性:構造内に2つのカルボキシル基を持つアミノ酸

② 酸性:構造内に2つ以上のアミノ基を持つアミノ酸

③ 中性:①②以外


 そして、中性のα-アミノ酸は、さらに次のように分類されます。

a  アルキル鎖を持つ

b  ヒドロキシ基を持つ

c  硫黄(元素記号:S)を含むシステイン・メチオニン、アミド基を持つ

d  イミノ基を持つ

e  芳香族基を持つ


 合計7つに分類される事になります。


 α-アミノ酸以外のアミノ酸については、後日学びたいと思います。

また、理解出来ていない用語もありますが、ペプチドなどの学びの過程で、

明らかにしたいと思います。


第4話 猫(1)


 ついに、ここまで来ました。

僕の頭の中は、変なのでしょうか?


 僕は、数匹の猫と同居しています。

まぁ、家族のようなものです。

そして、僕は自分自身では意識していないのですが、猫達の事を観察しているようです。


 ふと、猫達に「痛い」という感覚が存在するのか?気になりました。

確かに、僕が猫を叩くと反応を示します。


 僕の部屋に侵入してくる猫が数匹います。この猫らは、僕とは無縁の猫らです。

叩いた時の反応が「家族猫」と「無縁猫」の間で、全く違います。

まるで、僕の感情を読み取ったかのような、反応を示します。


 家族猫は、叩かれても2、3秒で、何事もなかったように平然としています。

無縁猫は、慌てて僕の部屋から脱出します。


 この違いは、ただ懐いているか?否か?の違いだけなのでしょうか?

おそらく、その違いだと思います。

しかし「懐く」とは、どういう事なのでしょうか?

猫は、クオリアを持つのでしょうか?

「懐く」とクオリアは関係しているのでしょうか?


 クオリアが関係していないとしても「懐く」とは、どういう事なのでしょうか?

猫達に訊ねる事が出来れば、解決するのかもしれませんが、無理だと思います。


 幼い時からいくつかの種の動物と生活しました。

人と動物が違いは「一旦「懐く」と、それが一生続く」と、いう事です。

人を考える時「この事が何か意味を持つ」と、直感が囁くのですが、

それが何かは、未だ分かりません。


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