俺コメ 第10話 3人の勉強会
ーーーーーーーーー風夜の家ーーーーーーーーー
「「おじゃましまーす!」」
「いらっしゃーい」
「おじゃまされましたー!」
「あ!彩夜ちゃん!久しぶりー♪」
「お久しぶりです華瑠さーん!あれ?お隣にいるのは・・・2人目の彼女さん?いやー我が兄も男になってきたねー☆」
「ちげーよ!彼女は花園美咲さん。クラスメイトだよ!」
「妹さん?よろしくね!」
「よろしく美咲さん!!それじゃあ私もでかけてくるね!友達とテスト勉強会するから!」
「何時位に帰ってくるんだ?」
「そのまま泊まると思うよー明日日曜日だし!あ、ご飯は冷蔵庫に用意してあるよ!!」
「わかった、サンキュー」
「それじゃあいってきまーす!」
「「「いってらっしゃーい」」」
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そして3人きりの勉強会が始まった。
「あー・・・、勉強したくない。寝たい。遊びたい。そして寝たい。」
さすが華瑠。まだ一時間しか勉強してないのに・・・
「華瑠ちゃん。もう少し頑張ろ?落書きして勉強終わるってもの・・・」
「よーし!ラストスパート行くぞー!!」
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一時間後・・・
「スー・・・」
「寝た・・・こいつ寝やがった。」
「問題2問解いてギブかぁ・・・華瑠ちゃんって・・・」
「言うな。言わないであげよう。いくら寝てるとはいえかわいそうだ。」
「うん・・・じゃあ私達は勉強しよっか!」
「そーだな」
華瑠が寝た後も、俺らは勉強を続けた。俺と花園は得意教科と苦手教科が真反対だったから効率がよかった。てか、俺・・・超充実してるし!なにこのシチュエーション!もうギャルゲーじゃん!リア充!?これがリア充なのか!?
そして日を越して1時になった。
「んーーーーっ!!疲れたぁ!花園そろそろ寝ーー」
「スー・・・スー・・・」
いつの間にか花園も寝ていた。
(さぁみんな寝ちまったし俺も寝るか・・・)
そしてしばらく俺は寝ていた
ーーーーーーー夜中3時頃ーーーーーーー
「きて・・・起きて・・・」
ふと声が聞こえた。この声は・・・花園か?
「あ、あの・・・隣で寝ていい・・・?」
え?