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第125話 朝の共有

現実世界。


朝。


小学校。


職員室。


曇り空。


保健教師。


担任。


数人。


静かな声。


最近。


同じ話が増えていた。


夢。


黒い鳥。


海。


見られている感覚。


だが。


少し変化もある。


怖がるだけではない。


落ち着く方法。


共有。


名前。


住所。


家族。


自分。


確認する。


保健教師が紙を見る。


『自己確認 有効例 増加』


担任が小さく言う。


「少し落ち着く子が増えました」


誰も安心しない。


だが。


否定もしない。


窓の外。


電線。


黒い鳥。


今日は二羽。


近い。


以前より。


だが。


鳴かない。


飛び去らない。


ただ。


見ている。


教師が小さく紙へ書く。


『鳥数 微増』


『接触なし』


始業ベル。


廊下。


足音。


子供達の声。


世界は少し変わる。


だが。


朝は今日も来ていた。


(次話へ)


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