70.紙の本作った
こんにちは、ふとんねこです。
なんとまあ、本エッセイもゆるっと70部到達。
読者の皆様に感謝申し上げます。
さて、記念と言ってはなんですが、去年、燃え尽きながら行ったふとんねこ一大イベントについてお話しようかと思います。サブタイトルは『紙の本作った』という盛大なネタバレ!!
写真や入稿データの一部なども挙げていきます。
久々の挿絵機能なので、きちんと表示されるか不安ですね!!
早速参りましょうか。
去年の春のことです。ほぼ一年前ですね。
その頃燃え尽きてずーっとお世話になっておりましたPixivにて、素敵な機能の追加がお知らせされました。
なんと、Pixivで投稿した小説をそのまま紙の本にできる!! というもの。
ふとん嬉しくてハッスル。なんて素敵機能。自分の本を紙にして持つ、というのは物書きあるあるの野望ですよね。
詳しくお話しして参ります。
まずPixivには提携、というか専門分野支部というか……そういった「同アカウント」で使用が可能ないくつかのファミリーサイトがあることをご存じですか??
有名なのはグッズを手軽に作れる「Pixiv Factory」でしょうか。
それから、密接に結びついている通販用の「Booth」ですね。
他にも色々ありますが今回大事なのはこの二つ。
上記の素敵新機能「Pixivの小説をそのまま本に!!」はPixiv本体と、Pixiv Factoryが密接に結びつき、必要ならばBoothとも結び付けられる、というものでした。
さて「どうやってPixiv上の小説を紙の本に??」と思われるでしょう。
手順は物凄く簡単です。
1.Pixivに小説を投稿します。
2.投稿後、作者のみが使えるメニューの「Pixiv Factoryでつくる」を選択。
3.本の仕様決定画面に移動するのでコマコマ入力する。
4.編集したら「入稿に進む」を押して、入稿データをダウンロード。
5.入稿画面でそれらをアップロードする。
6.金を払ってあとは完成を待つだけだ……
本当にこれだけ!!!!!!
で、できたのがこれら!!!!
黒鴉一冊に、銀星全巻セット(全四巻)です!!
本の仕様の際にいくつか細かい修正が必要です。
あと、表紙含めて200ページまでしか作れません。そのため銀星は四巻という不思議構成に。
表紙デザインも数種類のみ。ふとんが作ったときは一種類だけでした。カバーは無しです。
ほいほい新しいページにして、ほいほいサブタイトル入れてるとページが足りません。
なのである程度簡素化したり、何話かまとめて1話にしたりする必要があります。
目次は、サブタイトルさえ入れてれば勝手に作ってくれるので気にしなくていいです。
あと、完成してから気づいたことは
「|こういうルビ<・・・・・・>」あるじゃないですか。
これ、全文字分まとめて点を振るとかなりが圧縮されて変な感じになるので、綺麗に振りたい場合は一文字ごとにつけることをおススメします。
さて、そんなこんなで出来上がる入稿データがこんな感じ。
わああ、すごい。何度見てもすごい。感動の塊。
ふとん、Wordで小説サイズの原稿を作るところまではいいものの、ルビを振ると行間が開く問題を解決できなくて自力設定を諦めていたんですよ。
それを全て解決してくれる神機能……あとはページ数の制限を何とかしてくれれば……
こうして紙の本ができました。
自分の本をブックカバーに入れて、鞄に入れて、移動しながら読む。
めっちゃ幸せ……やはり本の形だと幸せ度が違いますね。
そう言えば製本に際して表現を変えたりと改稿したところもちょこちょこ。
それをカクヨムで連載しようと画策しております、が、Pixivと小説投稿サイトだとルビやら何やらの機能が違いすぎて転載が一苦労です。進みません。
あー、このお話、ずっと書きたかったんですよね。
これを読んでいる書き手の皆様、ちょっとそわそわしません?
「こんなに簡単なら」って、思ったら是非行動してみてください。
小説は非公開でも本にできますので、pixivアカウントを持っているがなろうの自分と紐づけたくないという方はそれで対策。
ふとんもpixivの書き手アカウントで、非公開機能をフル活用してやりました。
作者名も、仕様決定画面で変更できるのでアカウント名を変更しなくて大丈夫ですよ!!
というお話でした。
いかがでしたでしょうか。
それではまた、このエッセイはゆるゆる続いて参ります。
今後とも御贔屓に。