38.お話の内容とスランプの関係
こんにちは、映画の前には餅を食う、ふとんねこでございます。これをすると尿意が遠退くんですよね、不思議。
今回は『お話の内容とスランプの関係』と題しまして、最近考えたことについて書いて参ります。
さて、ふとんねこが現在連載しておりますのはショタコンのみですが、これが少し前までスランプでした。
筆は重いし、ブクマは更新の度に剥がれていくし、頭痛はするし、全然続きが書けないとぐにゃぐにゃ悩んでおりました。
段々とやけくそになってきまして、4週間前でしたか、転機となった更新で「爆破でも何でもして話を思いっきり動かしてやるこのやろーー!」と、もう少し続きそうだった相談パートを濁流によって吹き飛ばしました。
その結果、否応なしにお話は進められまして、じーーっと地味だったパートから派手な戦いパートへ移行しました。
するとどうでしょう。
筆がするする動くではありませんか!
やはり暴力……暴力は全てを解決する!
そんな気づきと共にふとんは戦闘シーンを楽しく書き始めるのでした。今週の更新は個人的に好きなキャラクターがやって来るので楽しみです。
そこで気づいたことがあります。
今回のスランプ、そもそもの問題は「筆が重い」ことでも「更新の度にブクマが剥がれていく」ことでもなかったのです。
問題は「お話が停滞している」ことでした。
濁流で色々吹っ飛ばすまで、ショタコンは救出作戦のための地味な会議やら行軍やらで、確かに必要なシーンなんですが、必要だと思うあまり短く切り上げられていなかったんですよね。
その結果、読者的に楽しくないパートが続くわけですからブクマが剥がれる。そして最初の読者である自分自身も楽しくなくなってくる、と。
必要な地味シーンをどの程度で切り上げて、切り上げても内容をちゃんと読者に伝えられるというのが上手な書き方ですね。
こういった点が人気になる作品とならない作品を分けるのかなぁ、と漠然と感じたり。
ふとんはついつい必要だと思うことを沢山やりすぎてしまうので、今後は気を付けようと思いました。そして時には突然の爆破もきっと大事……今回は濁流でしたが。
そんなわけで、お話の内容とスランプはかなり密接に関係しているんじゃないかと考えました。
やっぱり作者も読者ですから、書きながら読んでいて面白くないと手が動かなくなるのも仕方がありませんよね。
ですから、できる範囲での急展開は結構大切だなぁと思いました。そして、それをできるだけのしっかりした土台も大事だなぁと。
それでは、本日の思い付きはこの辺りで終わりといたします。また、次回の思い付きでお会いしましょう!




