黄金の輝き、逃がさない。
強者の定番スキル
パワーアップ
∞収納
初期からチート持ち【エクストラスキル】
地球にダンジョンが産まれたら ~地下2階:黄金の衝撃と至高の晩餐~
第十四章:黄金の輝き、逃がさない。
「……なんだ、あの光は」
通路の突き当たり、澱んだ空気の中で一際異彩を放つ輝きがあった。
それは、まるで溶けた金塊が意思を持って動いているかのような、眩いスライム。
『ゴールドスライム』。
数千体に一体と言われる超激レア個体だ。
「逃がせば一生の後悔だ。……鑑定!」
【対象:ゴールドスライム(超激レア)】
【ドロップ:超レアスキル:無限収納、覚醒の種、金スラの蒟蒻、金スラゼリー(全回復)】
「無限収納……!? これがあれば、重い荷物を背負わなくて済む!」
ゴールドスライムは驚異的な速度で逃げようとする。だが、天の視界にはすでに「解体線」が刻まれていた。
黄金の流動体に、一本だけ走る赤い線。
「そこだっ!」
天はバールを全力で投擲し、進路を塞ぐ。怯んだ一瞬を逃さず、ナイフを閃かせた。
黄金の体が弾け、そこから光り輝く数々の「至宝」が零れ落ちる。
第十五章:ボアポークの襲来
ゴールドスライムの戦利品を回収しようとしたその時、背後から猛烈な「美味そうな匂い」と共に、巨体が突っ込んできた。
レッサーボアの最上位種、『ボアポーク』だ。
その肉体はパンパンに張り、一目で「脂が乗っている」と分かるほど。
「ボアポークか。こいつは全部位が食用、しかもブランド豚を超える極上の肉質……!」
【対象:ボアポーク】
【ドロップ:全部位各2kg(ロース、バラ、モモ、ヒレ、スペアリブ)、ボアポークの心臓】
【効果:全ステータス +1 上昇】
「一気に仕留める。……今の俺なら、止まって見えるぞ!」
天は、手に入れたばかりの『無限収納』を意識した。ゴールドスライムから得たスキル珠が、吸い込まれるように天の体に馴染んでいる。
意識するだけで、手元にスペアのナイフが現れる。
「……終わりだ」
カウンターの解体。
ボアポークが天の横を通り抜けた瞬間、それは生きたまま「部位ごとのブロック肉」へと解体され、そのまま天の『無限収納』へと消えていった。
第十六章:神の食卓
アパートに戻った天は、震える手で戦利品をテーブルに並べた。
まず、ゴールドスライムから得た『覚醒の種』を口にする。
「……っ、頭が冴え渡る。魔力の流れが見えるようだ」
【覚醒の種:実食完了】
【恩恵:全スキルの精度向上、魔力開放】
そして、本日のメインディッシュ。
ボアポークの『ロース』と『サガリ』。そしてレッサーボアの『特上カルビー』。
さらには『金スラの蒟蒻』を添えた、究極の焼肉だ。
「ボアポークの肉……なんて甘みだ。脂身が口の中でサラリと溶けて、後味にナッツのような芳醇な香りが残る」
【ボアポーク(全部位):実食完了】
【恩恵:筋力・敏捷・体力・知力・幸運 全上昇 +1】
「仕上げは、金スラゼリーだ」
黄金色に輝くゼリーを口に含む。
全身の細胞が歓喜の声を上げ、今日一日の疲労どころか、40年間蓄積してきた細かなガタがすべて消え去り、文字通り「全回復」した。
「……信じられない。俺は今、世界で一番贅沢な食事をしているんじゃないか?」
物価高で苦しんでいた、あの頃。
一パック400円の卵を買うかどうかで10分悩んでいた男は、今や一食で全能力を引き上げ、無限の収納スペースを持ち、黄金のエネルギーを身に宿している。
「無限収納のおかげで、これからは重さを気にせず食材を持ち帰れる。……さて、次はどこまで行けるかな」
天の瞳には、もはや不安の影はない。
ただ、次なる「美味」と「成り上がり」への飽くなき探求心だけが、黄金の輝きを帯びて燃えていた。
プロンプト
2階激レア:ゴールドスライムとボアポーク!
ゴールドスライム:超レアスキル:無限収納、覚醒の種、金スラの蒟蒻、金スラゼリー(全回復)
ボアポーク:全部位食用箇所各2㎏
ブランドを超える限定の旨さと全上昇+1




