最終章:捜索隊(テレビスタッフ)の困惑
地球にダンジョンが産まれたら ~エピローグ:ポツンと一軒家・道東の聖域編~
最終章:捜索隊の困惑
道東の原生林を四駆で進むこと数時間。衛星写真に映った「謎の巨大ログハウス」を目指し、某人気番組のスタッフがたどり着いた。
「……いや、道なんて無かったですよ。どうやって資材を運んだんですか、ここ」
ディレクターが呆然と見上げる先には、重厚な木造建築と、庭で元気に駆け回る二人の幼児。そして、薪を割る一人の精悍な男がいた。
「あ、すみません。テレビの者ですが……。何故こんな秘境に住まわれてるんですか?」
薪割りをしていた男——天が、手を止めて振り返る。その顔は、どう見ても20代後半から30代前半。彫刻のように整った顔立ちと、圧倒的な覇気を放っている。
「……何故って、ここが一番『安全』で、飯が旨いからですよ」
禁断の年齢と家族構成
インタビューが進むにつれ、スタッフの顔は引き攣っていった。
「失礼ですが、お若いですよね。失礼ですがおいくつで……」
「……52歳です」
「……はい? ごじゅう……えっ!? 冗談ですよね!?」
天は事も無げに答える。神域の食材とフェニックスの恩恵、そしてレベル85の肉体。彼にとって加齢という概念はもはや消失していた。
「あ、こちら、俺の妻たちです。凛と椿」
奥から出てきたのは、テレビ画面が割れんばかりの美貌を持つ二人の女性。一人は天真爛漫な銀髪の美女、もう一人は凛とした黒髪の絶世の美女だ。
「えっ? 奥様が、二人……? 重婚……えっ? えっ?」
「……色々事情がありましてね。海外では正式に受理されてるんですよ」
パニックに陥るスタッフ。さらに追い打ちをかけるのは、二人の「若さ」だ。
「お二人とも、失礼ですが……まだ20歳手前くらいにしか見えませんが……。その、旦那様との年の差は……」
その質問が飛んだ瞬間、現場の空気がマイナス40度まで急降下した。
聖域の「威圧」
「……おじさん。レディに年齢を聞くとか、デリカシーなさすぎじゃない?(ゴゴゴゴ……)」
凛が「にしし」という笑みを消し、黄金の瞳でディレクターを射抜く。その背後には、物理的な衝撃波を伴う『威圧』が渦巻いている。
「……私たちの年齢が、あなたの人生に何か関係ありますの?(絶対零度の流し目)」
椿が静かに冷たい視線を送るだけで、カメラのレンズにヒビが入り、スタッフ全員の膝がガクガクと震え出した。
「あ、あわわわ……す、すみません!!」
「こらこら、二人とも。お客さんを怖がらせるな。……さあ、せっかく来たんだ。うちの庭で獲れた(ドロップした)野菜と肉、食っていけよ。……飛ぶぞ?」
放送不可の美食
その日、スタッフたちが口にした「自給自足」の料理は、放送後に大問題となった。
食べた全員が「これまでの人生で食べたものは砂利だった」と号泣し、会社を辞めて道東に移住しようとする者が続出したからだ。
結局、番組では「あまりに衝撃的すぎるため」として、天の年齢と家族構成の部分は大幅にカットされ、「北海道の山奥で幸せに暮らす、若すぎる謎の美男美女一家」として伝説の回となった。
天、凛、椿、そして二人の子供たち。
守屋家の食卓には、今日も神域の香りと、世界一幸せな笑い声が満ち溢れている。
「ダーリン、明日は十勝のダンジョンに、子供たちとピクニックに行こうよ!」
「あなた、お弁当にはあの『ドラゴン・ハム』のサンドイッチを作りましょうか」
「ああ、そうだな。……よし、最高の休日にしよう」
(本当の完結)
プロンプト
エピローグ
TV取材
ポツンと一軒家
何故こんな秘境に?
お若いですよね…えっ!52歳!?
奥様が2人?えっ?えっ?
なんてうらやましい…
2人とも20歳手前?
女性に年齢聞くとか(威圧:凛)(絶対零度の流し目:椿)




