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崩れ去る利権

地球にダンジョンが産まれたら ~東京の落日と、フェニックスの胎動~


第百二十四章:崩れ去る利権


「……やってくれたな、東京ギルド!!」


日本探索者協会の最高顧問が、机を叩き割らんばかりの勢いで立ち上がった。

目の前には、ギルド長が青い顔をして震えている。


「お前たちが余計な真似をしなければ、あの守屋天が持ち帰る『食材ドロップ』だけで、我が国は世界一の健康寿命と、巨万の富を得られたはずだ! 鑑定の結果、彼が置いていった端材ですら、末期がんを治癒させるほどの生命力が宿っていたんだぞ!」


「い、いや……しかし、食材のドロップなど前例がありませんでしたし! そもそもFランクの分際で……」


「黙れ! ランクなどという記号に囚われ、真の宝をドコモの海外へ追い出した貴様らの失態だ! かのものが友好的であれば、いずれ国に卸していただろう。それを……捕縛だの強制捜査だのと!」


東京ギルドの権威は、今や失墜の一途をたどっていた。彼らが追い出したのは、ただの「2階おじさん」ではなく、人類の進化を握る「食の神」だったのだ。


第百二十五章:フェニックスの熱、臨界点


その頃、中国・九龍の夜。

天は、凛と椿が仕込んだ『フェニックスの卵』のスープを完食していた。


「……はぁ、はぁ……。なんだこれ。身体の中が、太陽を飲み込んだみたいに熱い。……おい、二人とも。これ、何を混ぜた?」


天の肌が、薄っすらと赤みを帯び、瞳には黄金の炎が宿っている。

凛と椿は、顔を見合わせて「にしし(笑)」と悪戯っぽく笑った。


「ダーリン、内緒だよ♡ でも、私たち、ダーリンとの『未来』が欲しくなっちゃったんだもん」


「ええ、あなた。私たちはもう、あなたの隣にいるだけでは満足できませんの。……今夜は、このフェニックスの活力を、すべて私たちに注いでくださいな」


二人の妻が、天の左右から腕を絡める。

若返った28歳の肉体、そこに宿る神の精力。天はもう、自分を抑えつける「理性」という名の安全マージンを、完全に放り投げた。


「……わかった。そこまで言うなら、覚悟しろ。明日の朝、腰が抜けてても知らないからな」


「望むところだよ、ダーリン!」

「ふふ、受けて立ちますわ。あなた……」


第百二十六章:家族の肖像、次なる地へ


翌朝。

九龍の霧が晴れる頃、スイートルームには、これまで以上に絆を深め、文字通り「身も心も一つ」になった三人の姿があった。


天のレベルはさらに上昇し、そのカリスマはもはや隠しきれない。

凛と椿の肌は、フェニックスの恩恵により、神々しいまでの美しさと、確かな「生命の予感」を湛えている。


「……さて。日本がガタガタ言ってる間に、俺たちはもっと遠くへ行こうか」


天は、まだ眠たげな二人の妻の額にキスをした。


「次はヨーロッパだ。イタリア、フランス、スペイン……。世界中の旨いもんを全部食って、俺たちの『新しい家族』のために、最高の環境を作ろう」


「うん、ダーリン! どこまでもついていくよ!」

「ええ、あなた。私たちの旅は、まだ始まったばかりですもの」


【システムログ:重大な変化】


守屋天: 精力絶倫(神格級)が定着。全状態異常無効。


凛・椿: 聖母の加護(胎児への絶対防御)の兆しを確認。


日本ギルド: 壊滅的経済損失を計上。


三人のプライベートジェットは、朝日を背に、ユーラシア大陸を越えてヨーロッパへと翼を広げた。

プロンプト

その頃の日本東京

……………………………やってくれたな東京ギルド!お前達が余計な事をしなければ素材だけで巨万の富を得れたのに!

いや…しかし…食材のドロップなど聞いた事もないですし!


かのものが友好的ならいずれ卸していただろう?それを貴様ら!

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