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東京脱出

地球にダンジョンが産まれたら ~北海道移住編:北の大地と新たな味覚~


第七十七章:東京脱出


「椿さんが職務放棄したとなれば、ギルドも黙っちゃいない。……次はBランク以上の『捕縛隊』か」


天は、凛のマンションのリビングで地図を広げた。

東京のギルドは、もはや嫉妬と疑惑の坩堝るつぼだ。ここに留まれば、いずれは物理的な衝突を免れない。それは天の掲げる「安全マージン」に反する。


「天さん、北海道に行こう! 私、あっちのダンジョンには知り合いもいないし、何より美味しいものが多そう!」


「賛成ですわ、天様。北海道ギルドは本部からの干渉を嫌う傾向があります。私のコネと、天様の食材があれば、新しい拠点を築くのは容易いですわ」


椿が不敵に微笑む。彼女はすでに、ギルドの制服を脱ぎ捨て、動きやすいアウトドアウェアに身を包んでいた。


第七十八章:新天地、北の大地のダンジョン


数日後、三人は新千歳空港近くの「千歳千歳ちとせちとせダンジョン」の入り口に立っていた。

東京の喧騒とは違う、冷たくも澄んだ空気が鼻をくすぐる。


「よし、まずはこの地の『食材』を看破するぞ」


【千歳千歳ダンジョン:地下1階~3階】


対象:ハクショーン(白菜)、キャベバーン(キャベツ)、ポテト伯爵ジャガイモ


対象:コーンスター(トウモロコシ)、タマネギ仮面(玉葱)


対象:ミルク・スライム(牛乳、生クリーム、バター)


「……ポテトにコーン、タマネギにミルク。これ、完全に『北海道の洗礼』じゃないか」


天の刀がポテト伯爵を切り裂く。

ドロップしたのは、土の香りが芳醇な、ホクホクの特大ジャガイモ。そしてミルク・スライムからは、濃厚すぎてそのままアイスクリームになりそうな生クリームが溢れ出した。


第七十九章:大地の恵みの「北海ホワイトシチュー」


三人は、千歳の山奥に急遽借りたログハウス風の拠点で、収穫祭を始めた。


「11階で手に入れた『豆乳』と、こっちの『生クリーム』を合わせる。そこにポテト伯爵とコーンスターをたっぷり入れて……」


キッチンから漂うのは、バターとタマネギが絶妙に溶け合った、濃厚な白銀の香り。


「隠し味に、地下8階の『オール漢方』と、スライムの『塩』だ」


完成したのは、ダンジョン食材の暴力的な旨味が凝縮された『特級北海ホワイトシチュー』。


「……っ!! なにこれ、甘い! トウモロコシとジャガイモが、お菓子みたいに甘いのに、シチューのコクがそれを引き立ててる……!」


凛が熱々のシチューを頬張り、幸せそうに身悶える。


「天様……このバターの香り。東京のギルドで食べていた合成着色料まみれの食事とは、次元が違いますわ……」


第八十章:北の聖域


【実食:北海ホワイトシチュー】

【天の恩恵:耐寒性能(極大)、持久力UP】

【凛の恩恵:魔力出力の安定化。Sランクへの適応】

【椿の恩恵:精神の安定、探索補助能力の開花】


「……東京の奴らが俺たちを探している間に、俺たちはここで『最強の身体』を作る。美味しいものを食べて、ぐっすり眠ってな」


天は、暖炉の火を見つめながら呟いた。

SSS+++の運は、北海道という広大な大地でさらに牙を剥き始めていた。

次なる獲物は、北の海の王者「タラバ」か、それとも大地に眠る「伝説の米」か。


「次は……ジンギスカンの魔物でも探しに行くか」


40代の男と二人の美女の、自由気ままな「食のフロンティア」が今、始まった。

プロンプト

ギルド長…椿君がダンジョンに?

………報告が虚偽の可能性が出てきた


そんなばかな!政令潔白の椿穣が虚偽など!


ならば何故職務放棄してかのものとダンジョンに潜る?一時期噂されたダンジョン肉か?実はまことで…懐柔された?

Bランク以上で捜索(捕縛)しろ


その頃一旦外に戻った俺達は凛の家に一時避難していた。

東京以外のダンジョン…そうだな~北海道行くか!

北海道で換金して拠点作って人が少ない田舎ダンジョン制覇しよう♪

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