18、太陽の恵みは最高!干しシイタケと混ぜご飯
白「ねえーねえー、椎茸って野菜なの?」
桃「菌類なんだけどねえ、厳密には…」
黄「スーパーの野菜コーナーに、きのこ関係はよく大抵一緒に置いてあるのだ」
赤「そこはほら…大人の事情だ。野菜の1種と考えておけ」
白「は~い」
桃・黄・赤(((単純な子でよかった…)))
◆太陽の恵みは最高!干しシイタケと混ぜご飯
「ひだひだきら~い……たすけて~!」
今日も偏食怪人たちの横暴による助けを呼ぶ子供たちの悲鳴が聞こえる。
シ「がははははは!
どうだ? シイタケの匂い攻撃は!!」
「ぬめぬめ気持ち悪~い!」
「見た目がこわ~い!」
「もういやだ~!」
「シイタケやめて~!」
「せめてえのき茸かなめこにして~!」
ところが! シイタケ両手に子供たちを追い回していた怪人の前に、颯爽と現れた頼もしい影。
緑&白&金「「「子供たちを虐めるなシイタケ怪人! 貴様の横暴はそこまでだ」」」
シ「出たな~キッチン選隊チョウミレンジャーのミリングリーン、シュガーホワイト、おまけのショウユゴールド!」
緑&白&金「「「行くぞ! ミリンシュガーショウユ! 三味一体! 太陽の恵み攻撃!」」」
おお~? チョウミレンジャー達3人は円陣を組むと、まるで太陽の輝きのようにシイタケ怪人を照らしみるみる干されて行く!
シ「ああ~! 干からびる~!
おのれ~! どんな攻撃をしようとも、このシイタケ怪人改め! 干しシイタケ怪人様に叶うモノか! こうなったら、喰らえ! 太陽の力をも吸収した固くなった干しシイタケいたいたい攻撃!」
干しシイタケ怪人が大量の干しシイタケを投げつけると、ミリングリーンが構えた!
緑「サポートレンジャー、頼む!」
おおっと! 助っ人に次々と現れ、投げられた大量の干しシイタケを次々とさばくのは、お米くん、炊飯ジャーくん、水切りザルを持ったボウルくん、まな板を持った包丁くん、ピーラーくん、こんにゃくくん、ポリ袋を持った鍋くんの七体たちだった!
緑「次はこっちから攻撃だ!」
助っ人のサポートレンジャーたちが干しシイタケ怪人を総攻撃しようと身構えたその時、地面が揺れ、三つの影がズシリと飛んで来た?
ニ&ゴ&レ「「「ちょっと待った~! 毎回毎回多勢に無勢で怪人たちをやっつけやがって! だからこっちも助太刀に来たぜ!」」」
なんと? ニンジン怪人、ゴボウ怪人、レンコン怪人が加勢に駆けつけたようだぞ!
シ「おお! お前たちは、ニンジン怪人、レンコン怪人に、初登場のゴボウ怪人まで? これはありがたい!」
ミリングリーンが笑った。
緑「ちょうどいいんじゃないかな。今日のメニューにぴったりな食材が揃ったね」
白「じゃあ、さっそく調理開始だね!」
米「じゃあ、先ずはお米をきちんと研ぐとこから始めよっか!」
炊「でも洗剤とか入れないでよ~。お米は洗うのでなくて、研ぐんだよ?」
お米くんが飛び出し、炊飯ジャーくんと共に米を研ぎ始める。水の流れる音と共に、真っ白な米が輝いた!
金「炊飯ジャーのスイッチを入れて、普通モードで炊きますわね」
米「※ご飯が炊けるまで約50分~1時間くらい。時間がかかるので、ゆっくり落ち着いて具の準備をしようね!」
緑「※ん? 早炊きでさっさと食べたいって?」
白「※だめだめ。炊飯器の能力によっては早炊きはたまにシンが残るような消化しにくい状態になるものもあるんだよね」
米「※水分も充分吸わないし」
炊「※ふっくら美味しいご飯は、やはり時間はかかるけど普通モードが1番なんだよ!」
金「ってことで、次は干しシイタケを戻さないとですわね」
おやおや? 干しシイタケ怪人が慌てだしたぞ?
シ「な、なにをするつもりだ?」
ボウルくんが水切りザルを持って現れ、干しシイタケ怪人に水をシャワーのように浴びせる。するとみるみる水分を吸った!
シ「ひええ~! 固さがなくなってふにゃふにゃ柔らかくなっていく~!」
ピ「次は、皮を剥かないとね!」
ニンジン怪人、ゴボウ怪人、レンコン怪人が大量の野菜を投げつけて襲いかかったが、ピーラーくんが高速で回転しながら近づき、三種の野菜の皮をあっという間にむいた!
ニ「きゃー! 肌が露出した~!」
ゴ「冷たい! 風が当たって冷たい!」
レ「見られた~恥ずかしい~!」
包「ピーラーくんパスパス! 次は細切りにしま~す!」
こ「包丁くんさんきゅ~。僕も綺麗に細切れにしてね~」
こんにゃくくんも飛び出すと、まな板を持った包丁くんが、高速で上下に動き、水で戻されたシイタケ含む、皮をむかれた野菜たち、こんにゃくも細切りにされていった~!
野菜連合「「「「あ~れ~! 小さくされちゃった~!」」」」
こ「わあ~い、すっきりスリム!」
鍋「下処理はOKだね。次は下茹ででアク抜きしま~す!」
こんにゃくと野菜たちは一緒に沸騰したお湯の中へ。
野菜連合「「「「熱い~っ!」」」」
こ「そうかな? いい湯加減だよ!」
3分後。
水切りザルに上げられた野菜たちはアク抜き完了。
野菜連合「「「「ひどい目に合った~! でもアク(悪)が抜けてなんだかいい気分だぞ?」」」」
こ「ハア~いい気持ちでしょ?」
緑「ここまで来たらもう少しだ。調味料を混ぜて蒸すぞ!」
ポリ袋を持った鍋くんが、細切りにされた野菜たちをポリ袋に放り込み、ミリングリーンがみりん、シュガーホワイトが砂糖、ショウユゴールドが醤油を投入して混ざ合わせた!
白「これで味が決まるんだよね?」
金「お湯を沸騰させた鍋で熱処理する前に、袋の空気を軽く抜いて口を結び、鍋の中に投入しますわね」
鍋「蓋をしめて、10分ほど待ちま~す!」
野菜連合「「「「くっそ~、体中が調味料だらけだ~! しかも袋詰め何て~息苦しい……」」」」
緑「10分蒸して野菜が柔らかくなったら、仕上げに、ご飯と混ぜ合わせるぞ!」
ちょうどその時、
炊「ピピッ!」
ふっくら炊き上がったご飯が現れる。
鍋「袋を取り出して、口を開けるよ?」
白「甘辛~い! いい香りだ!」
辺り一帯に匂いが広がった!
金「ご飯の上に具をのせますわね!」
緑「混ぜ混ぜ~混ぜ混ぜ~いい感じに混ざったかな?」
炊「お茶碗に盛れば出来上がりだよ!」
野菜連合「「「「しまった~、すっかり美味しく仕上がっているではないか~!」」」」
「「「「「「「「「「さあ、いざ実食!」」」」」」」」」」
子供たちは、でもシイタケはシイタケだしい? といいつつ、空腹に我慢できずに干しシイタケの混ぜご飯を恐る恐る口にした。
「「「「「こ、これは……」」」」」
「「「「「……んまあ~い!」」」」」
「匂いなんて気にならない。混ぜご飯のアクセントになってる」
「シイタケもっと食べたい!」
「干したのと小さく切ったから、ひだもぬめぬめもどっかいっちゃった」
「もっとちょうだい!」
「シイタケも料理しだいで食べれるんだね!」
「……焼いても天ぷらでも美味しいと思う……」
野菜連合「「「「くっそう。キッチン選隊チョウミレンジャー! 今回は中々上手に調理されてしまったが、次は敗けないからな! うわあ~ん、覚えてろよ~!」」」」
緑&白&金「「「シイタケ怪人、ついでにニンジン怪人、ゴボウ怪人、レンコン怪人も撃退! サポートレンジャーもありがとう!」」」
「「「「「「「お役に立ててよかったです」」」」」」」
こうして偏食怪人、シイタケ怪人、ついでにニンジン怪人、ゴボウ怪人、レンコン怪人をも撃退したミリングリーンたちだった。
しかし偏食や喰わず嫌いの子供はまだまだいるぞ。
子供たちの栄養と毎日何を作るか迷う主婦、主夫のためにも。
進めミリングリーン!
頑張れシュガーホワイト!
走れショウユゴールド!
人々が平穏に生活できる日を守るために、今日も戦えキッチン選隊チョウミレンジャー!
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緑「今回の干しシイタケの混ぜご飯の材料分量は以下です。紹介はミリングリーンです」
◆干しシイタケの混ぜご飯材料分量:
: 4人分
・干しシイタケ
20g
・ニンジン
70g(1/3本)
・ゴボウ
50g(1/3本)
・レンコン
20g(1/2個)
・こんにゃく
70g
・酒
小さじ2
・みりん
小さじ2
・砂糖
小さじ2
・しょうゆ
大さじ2
※ポリ袋に材料全部入れて調理すると楽だよ
・ご飯
2合(約600g前後)
◆道具:
炊飯ジャー
しゃもじ、またはへらなど
計量器
計量スプーン各種
水切りザル
ボウル
まな板
包丁
鍋
(お玉)
お茶碗
箸
緑「毎回しつこいけど、よいこのみんなは料理が終わったら、使った道具も綺麗に洗って仕舞ってください。片付けるまでが料理なんです」
白「今回は油揚げや豆ななどは抜いたけど、混ぜご飯は何を混ぜてもいいし、大勢で集まる時にはいろいろな具でいっぱいにした方が豪華にもなるよね」
桃「ご飯のかわりに、おこわや酢飯に変えて、お稲荷さんに詰めてもいいのよね」
黄「いやいや、作者も最初は五目稲荷にしようとしたらしいのだ。大豆食品なので断念しただけなのだ」
※参考文献よりコピペのため欄外。使用すみません。
◆干しシイタケの主な栄養素:
●ビタミンD: 骨の健康をサポートし、骨粗鬆症予防に効果的です。
●エリタデニン: 血圧を抑制し、コレステロールの増加を防ぐ働きがあります。
●レンチナン: 免疫力を高め、風邪予防にも役立つ成分です。
●食物繊維: 腸内環境の改善やダイエットに良い影響を与えます。
●葉酸: 貧血を防ぎ、特に妊婦にとって重要な栄養素です。




