第5章までの登場人物
☆山の魔王の宮殿
ゲルン:外来の客分。黒の魔剣士。25歳。
長身痩躯にブルネットの碧眼。
黒剣に魔力を注ぐことで、黒の魔剣となる。
ただし魔力そのものはたいしたことがなく、魔剣専用の魔力。
ニレを大事にしようと思ってはいるものの、トルカからの熱烈な求愛も、まんざらではないようす。
ニレ:宝玉少女。9歳。
黒髪、赤瞳、白い肌。
奴隷少女に落とされていたのをゲルンに救われて『山の魔王の宮殿』に。
実は生まれながらに強大な魔力を秘めていたのだが、本人にあまり自覚がない。
自分を救い出してくれたゲルンに惹かれているものの、奴隷の身を自覚している。
メルシュ:ゲルンの従者。初老。
ゴマ髭顎。ブルネットに褐色の目。
所属はフリティベルンの幕下だが、ゲルンとともにギデオに遠征に出ており、その忠実なしもべである。
トルカ:湾曲刀の少女戦士。15歳。
ポニーテールの金髪碧眼。やや小柄。
女子とは思えぬほどの速度で戦う湾曲刀使いの少女。
ルルやエルゼと同じく武闘派。
ゲルンが『山』に来た時から好意を抱き、ゆくゆくは正妻の座を狙っている。
フリーダ:幻術、治癒術を主とする少女魔法使い。15歳。
銀髪、白皙の肌、濃い青い目。
トルカ、ルルの幼馴染にしてまとめ役。ただし毒舌家。
戦闘時は後方に下がることが多いが、遠隔攻撃を主とするだけで戦闘力が落ちるわけではない。
ルル:槍使いの15歳、
『山』の民と大陸の民との混血娘。
濃い目の色をした肌と、しなやかなボディを持つ武闘派。
火炎術を得意とするが、馬、海獣など、運搬用動物、魔物の扱いにもたけている。
ザックハー:小太りの小男。年齢不詳、中年くらい?
小さな白い吸血鬼の魔物を多数操る。
女子たちには気持ち悪がられ、嫌われているが、本人はゲルンの一の部下を自認している。
ベルカ:宮殿の魔術師。二十歳。金髪紫眼。
治癒、予知、遠隔通信などをこなす魔法使い。
フリーダと同門であり、親友でもある。
魔王:『山の宮殿』を統べる者。
ただし既に老齢の域に達し、フリティベルンへの譲位も遠くないと思っている。
その老い始めた時に『破魔の悪神』に潜りこまれるが、ニレの宝玉の力で復帰する。
フリティベルン:魔王の嫡子。
銀色の髪と濃い青の瞳。魔王には数多くの庶子がいるが、正妻から生まれたのはこのフリティベルンとエルゼベルトのみ。
宮殿の実務を預かり、実質的に『山の魔王の宮殿』を動かしている。
「解除コード」を管理していたり、移転晶や解放石なども管理している。
当代随一の魔法使いにして、魔法学者。
容姿についての描写はほとんどしてませんが、絶世の美青年、という設定を用意しています。
エルゼベルト:魔王の娘。フリティベルンの実妹。15歳相当。
銀色の髪と濃い青の瞳。トルカ以上の戦闘狂。
まだ顔見せ程度ですが、絶世の美少女、という設定を用意しています。
グリム:魔法医師。
宝玉についての専門家。小柄な老人。
ニレの宝玉解呪や、ブレンダの宝玉解放に主治医として立ち会った。
名前はグリム兄弟からではなくシラー『群盗』から拝借しました。
ゲレス:魔王の庶子。東の森の主。
フリティベルンの庶兄にあたるが、頭はあまり良くない。
セルペンティーナ:金色の小蛇。ただし細長く、少女のような可愛い声。ゲレスの配下。
名前はホフマンの『黄金宝壺』から拝借しました。
モーリー:巨漢の獣戦士。髭面。
ヒルペク:魔弦剣士。トロル軍の長。青年。草食系。木いちごが大好き。
シュリク:半羊半人の獣人。少年。モーリーの部下。好色。
ロックウェル卿:警備主任。灰色の顎髭と、髪。中年。
ベルトルド:水軍の将。ゲルンの盟友。
ダイク:ベルトルドの部下。乗りもの扱いに長けている。
エルマリダ:宮殿の理髪師。デザインも担当する、ファッションフェチ。有尾人。
フリーダの親友だが、ファッションがらみになると理性を失う。
着の身着のままで『山』にやってきたニレの衣服、髪方、などを担当する。
リコリッタとナイーダ:調理担当。
ブルカ:絹服屋。獣人。4本の腕を持つ。
ブフバルト:港町コートブルクの宿屋店主。
ペール・ヴィルトシュネー:白き者たちの王。
フリティベルン直属の、宮殿魔界「白の間」に仕える妖精族「白き者」のリーダー。
斥候、暗殺、調略などを担当。ゲルンとも顔なじみ。
ラムゼ:赤髪の少年。ヴィルトシュネーの部下。
ウォリス:黒髪の長身青年。ヴィルトシュネーの部下。
ディーダ:短髪ブルネットの女性。ヴィルトシュネーの部下。
☆エギュピタス
ブレンダ:十年前王国軍によって滅ぼされた最後の、そして唯一のエギュピタス王族の生き残り。
黒髪と真紅の瞳。16歳。
宝玉少女を探し求める途上で、自身の中にも宝玉が埋められていたことを知る。
魔力量は豊富なものの、その使い方をあまりまだよく知らない。
ブルーノより、魔剣ブルー・ヴォルトを献上される。
ブルーノ。若き鍛冶師。20歳。
生まれた頃より魔剣打ちの刀匠だった父から英才教育を叩き込まれた、魔剣打ちの後継者。
父より宝玉、魔剣、聖剣の多くの知識を受け継いでいる。
バドゥラ:ブルーノの父。先代魔剣鍛冶師。現在は引退。
かつて『山の魔王の宮殿』を訪ねたこともあったが、エギュピタスの王族とも懇意にしていた。
エーデルヴォルフ;老魔術師。
まだ顔見せ程度でしたが、魔剣打ちの刀匠をエギュピタスに紹介した人物。
ラーベフラム:妖婆。世界晶の予言者、千里眼。
ブレンダ第一の側近で、キャラバン隊で姫に次ぎ尊敬されている人物。
皆からは「お婆」と呼ばれている。
エレオノーラ:曲芸団の団長。三十前。ブルネット。
表の顔は曲芸団団長。しかし裏の顔は、少女暗殺団の頭目。
ブレンダ第二の側近。
フーゴ:剣士。戦士団のリーダー。
顔は不愛想だが、ブレンダ、フーゴには最大級の信を置いている。
ブルーノが打った魔剣キューレバインの使い手。
ジャック・パレ:シーフ出自の傭兵。遠目の術を使う。
パエトール:ジャックの仲間。同じくシーフ出自の傭兵。
ギュルケス:巨漢の剣士。フーゴ直属の部下。
魔剣ブルー・ヴォルトの打ち込み相手を務める。
スーディア:軽業師の少女。空中舞踏の花形。痩身だが、出るべきところは出ている金髪美少女。
パスカラ:曲芸師の少女。皮肉屋で、少し幼い。マジックストリングス使い。髪は亜麻色。
ポーラ:曲芸師の少女。金髪。
ガラ:十代後半。ブレンダの護衛。殺人魔術師。毒針を得意とする。
ペリオラ:売春組織のまとめ役。中年女。
ムルダ:ペリオラ隊のナンバー2。娼婦。
シリア:霧の術。十代後半の女。黒髪ポニーテール。
ロース:巨大な木馬使い。
ジャッケル:火炎術。人魂のように操る。
アルケラ:ペリオラとムルダの部下。
ボルバ:同上。更紗に身を包んだ豊満な女。
ルキット:同上。
エカテー:同上。
ナイラーガ:ニレの母。故人。
死に瀕して、ニレの中に宝玉を移しこむ。
アルマリア:ナイラーガとともに、エギュピタス滅亡時に宝玉を託された巫女。
まだ名前だけで、消息その他は不明。
☆魔獣の森
ペスター:長身の魔獣使い。茜色の髪、灰色の瞳に緑のチョッキ。
ポロック:梟の魔獣。人語を解し、索敵だけでなく、ペスターの相談役も務める。
イゴン:妖怪キノコ。
カスパー:緑の蔓草を操る植物人間。
アンネルル:薬のドリアード。
スタッチ:カエルの姿態を持つ粘液人間。
モートン::巨大なコケ人間。
オージェル:妖怪ホタル。
グント、ゴトラ:中継所の老夫婦。魔物たちに倒され、その亡骸を乗っ取られた。
☆器の少女と、その仲間。
ペロン:黒髪の中年。誘拐団のサブリーダー。
上陸戦でゲルンに倒される。
スロック:妖魚を操る小男。ベルトルドの電流に倒れる。
パロック:大男。怪力。力場。
ツァハリアス:初老の魔術師。
誘拐団の参謀。
ウーデ:重剣士。ペロンの部下。
メーネム:黒魔術師。誘拐団の頭目。
魔焔公フラメル:永遠の少年。純粋で無邪気で残酷。
魔王とフリティベルンの企みにより、ニレの宝玉に吸収され、その魔力主体にされてしまう。
モグネス:巨大なハリネズミ。針状の剛毛を飛ばす。
テトロ:孔雀のような美しい姿態、翼を持つ魔鳥。女性。虹色の瞳、羽。観察者を自認。
誘拐団に付きまとい、知識欲を満たそうとする。
アニトラ:ベルベリアの踊り子。褐色小柄。黒髪青眼。
器の少女の一味だが、序列はまだ不明。
レモナ:空間移動。器の3番。
ノクトゥルナ:千里眼、魔眼。器の4番。
この二人については援軍であり、先行部隊。
詳細は第6章以降で。
なお山の魔王の宮殿、アニトラ、の名前の元になった『ペール・ギュント』ですが、有名な管弦楽組曲(OP46とOP55)の方ではなく、劇付き音楽(OP23)の方をイメージしてました。
対訳付きでCDも出ていますので、組曲が気に入られた方には推薦しておきます。




