なげやりさん
私が底なし沼に落ちて学んだことは、
「自分で行動する」ということです。
底なし沼に落ちた時は、
誰かが
「おーい大丈夫か?今助けてあげるよ。」って、
手を差し伸べてくれると信じていましたが、
だれも助けてくれませんでした。
不幸なのはおまえだけじゃない!
みんな自分の人生で忙しいんだよ!ってことですよね。
そうなんです、みんな忙しくて、みんな悩みがあります。
悩みが無い人って究極に鈍感さんなのかもしれません。
底なし沼に落ちたのは私だけじゃないということです。
生きていれば1度や2度はガツンと下がることがあります。
その時にどう対処するかが問題です。
私が一番苦手なのが「なげやりさん」です。
もういいよ…
だれも助けてくれない、
だれも自分が苦しんでいることに気が付いてくれない、
だれも理解者なんていない、
こうなってしまうとこじらせてしまいます。
こんな投げやりさんに聞きたいです。
あなたは自分の身近な人に気持ちを考えていますか?
自分自分と自分の気持ちを理解してもらいたい気持ちもわかりますが、
その前にみんなの気持ちを考え下さい。
みんなが心配しても心のシャッターを閉じているのはあなたではないでしょうか?
底なし沼に落ちると世界が狭くなり、エネルギーが無くなり、
頭が回転しないので他人より自分とかなり自分勝手になってしまいます。
私にもそんな時期がありました。
私はみんなの想像以上に苦しいの!私を助けて!
みんな普通の生活が出来ているならいいじゃない!
私だけが悲劇の人生を送っているの…という典型的な悲劇のヒロインでした。
自分を見つめるって本来の自分を取り戻すことで、
自分の気持ちをまとめることとは違います。
自分がなぜこうなったのか?
自分はまわりの人にどう接していたのか?
自分の本当の気持ちは?
なげやりさんに変身する前に冷静になって考えて下さい。
なげやりさんに変身するとさらに重くなり、
底なし沼からなかなか出られなくなりますよ。
なげやりさんにはご用心です。




