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末摘花の庭  作者: 梨香
3/3

桜舞い散る空に、朧月がのぼる

挿絵(By みてみん)

 京都の六条の路地の奥にひっそりと佇んでいる常陸邸に、ずっしりと重い程の高級な封筒が届いた。


「これは……どうしましょう」


 末子は郵便受けから封筒を取り出し、差出人の名前を見て、元々下がっている眉をもっと下げた。


「光輝さんの判断に任せるしかありまへんなぁ」


 光輝が父親の反対を押し切って常陸家に婿養子になってから、実家の源家とは絶縁状態だ。静かな生活を送っている末子と光輝に、突然、舞い込んだ一通の招待状がどのような波乱を起こすのか? 末子は、庭に落ちている椿の花を拾い集めている夫を眺め、溜め息を一つついた。


「へぇ、和成兄さんは、初恋を貫いたんだなぁ」


 どきどきしながら手渡した招待状を見て、光輝はカラカラと笑った。


「初恋? 和成さんは……」


 初恋と言うには年を取っているのでは? と、光輝の身内なので言い出し難そうにする。それを見て、確かに四十近くの男と初恋という言葉は不似合いだと、光輝は笑う。


「でも、兄の初恋なのですよ」


 光輝は、瀧元月子の艶やかな振袖姿をうっとりと見つめていた兄を思い出して、悪いことをしたと反省した。


『あの頃は、兄に反発しか感じていなかったからな……』




*************************




「これほどの美女には会ったことがない……」


 源家で毎年行われる桜の宴で、和成は瀧元月子と三条の伯父に引き合わされた。


「そろそろ、身を固めても良いだろう」と伯父と産みの母親に言われた時は、未だ早いと抵抗した和成だったが、月子を見た瞬間に恋に落ちた。


 桜模様の振り袖を艶やかに着こなした月子は、和成の母方の遠縁にあたる。源家との絆を深める為に、自分の嫁を身内から出したかったのかと、少し冷静な頭で考えたりもしたが、月子の圧倒的な美貌と、会話のセンスの良さに、どうでも良くなった和成だ。


「おや、お兄さん。素敵な美女を独占していますね」


 月子と会話を楽しんでいるというのに、弟の光輝が邪魔をする。母親違いの光輝は、男にしておくのが勿体ない程の美貌だが、父親が甘やかすので派手な女性関係でプレーボーイと評判を立てている。


「こちらは、瀧元月子さんだ」


 一応は紹介するが、とっとと立ち去れと目で睨む。


「あら? こちらが有名な光輝さんですね」


「へぇ、何で有名なのかな?」


「私の大学で、光輝さんの名前をしらない子はいませんわ」


 年の近い二人が、くすくす内緒話を始めたのが勘に障るが、和成は源家の長男として、こんな招待客がいる前では不機嫌な顔などしたりはしない。それに、他の客の接待もしなくてはいけない。




「おい、月子さんは?」


 三条の伯父に声を掛けられるが、宴席には姿が無い。


「もう帰ったのでしょう。年寄りが多いので、若い月子さんには退屈だったのでは?」


 伯父は、月子を退屈させないようにして、心をつかむべきだと溜め息をつく。


 和成は、頭も良いし、品行方正で、源家を継ぐのには何も問題は無い。しかし、和成の母親は、高慢な性格が災いして、離婚されて三条家に返されている。


 父親の愛情を独り占めしている後妻が産んだ光輝が、後継者として指名されるのではと、三条家としては心配でならない。瀧元家は名門でもあるし、月子は申し分ない嫁候補なのにと内心の苛つきを隠して、和成の気持ちを確かめる。


「それで、お前の印象は? 月子さんなら、源家の当主の妻として相応しいと思うが……」


 いつも取り澄ませた表情の和成が、少しはにかむ。これは脈ありだと、伯父はほくそ笑む。


 龍彦というカリスマ的な当主を得て、源家は飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びているが、瀧元家は法曹界に幅をきかす名門だ。この縁談は、きっと源龍彦も喜ぶだろうと、前は義理の弟だった男を憧憬の眼差しで見る。


『常に人の中心にいる龍彦の横に本来なら妹の弘子がいた筈なのに……もし、弘子がもう少し優しい態度で龍彦の心をつかんでいたら、自分もあの輝きの中に……』


 実家に返された弘子の我が儘さには、誰もが閉口しているが、光輝を産んだ後妻が亡くなった時は、再婚の期待も膨らんだのだ。しかし、龍彦はさほど家柄も良くなかった桐子の美しさと優しさが忘れられず、独身を貫いている。






 しかし、その和成の花嫁候補の月子と光輝は、堅苦しい宴の席を抜け出して、二人でドライブ中だった。


「その振り袖を脱がしたいけど、着付ける自信が無いな」


 初めて会ったばかりなのに、脱がしたいと言い出したプレーボーイに、月子はくすくす笑う。


「本当に光輝さんって、噂通りなのね」


「家は横浜なの? 送っていくよ」


 光輝は、生意気な月子を驚かせようと、スポーツカーのスピードをあげる。月子は、スピードぐらいでは驚いたりはしないが、家に送って貰うのは困る。


「貴方にもわかっているでしょ。今夜は、貴方のお兄様とのお見合いだったのよ」


 そんなことは光輝にも承知だ。自分を目の敵にしている三条の伯父が、月子を兄の嫁候補に考えているのは、見え見えだったのだ。


「なら、家の近くまで送るよ」


 瀧元家がどの様な利益があって選ばれたのか、幼馴染みの惟光に調査させてからだと、今夜は月子と兄のお見合いの邪魔をしただけで満足するつもりだった。




「駄目よ、もう帰らなきゃ……」


 そう言いつつ、月子と光輝は何度目かのキスを交わす。


「桜が綺麗だから、もう少し……」


 月子の家の近くの公園で、夜桜を見ながら、二人は離れがたく思うが、さっきから月子のバッグの中でスマホが振動している。


「母が心配しているみたいだわ」


 誰が電話しているのか、確かめないでも明らかだ。母の従兄の三条から宴から途中で帰ったと報告があったのだろう。


「また逢いたい……」


 それは、月子も同じ気持ちだ。和成は、悪い人では無いとは思うが、光輝ほどは心がときめかない。それに、まだ結婚など考えてもいない。


 二人は連絡先を交換して、この場は別れた。光輝は、月子が無事にモダンな外観の家に入るのを見届けて、スポーツカーを発進させた。


「堅物の兄さんには勿体ない女だ」


 今日の艶やかな振り袖姿も美しかったが、本来はキャリアを目指す女だと光輝は感じる。


 あの原始人のように古くさい頭の兄は、妻には家で子育てをして、たまにパーティとかの同伴者としての役割しか与えないだろうと、フンと鼻先で笑う。母親違いの兄とは、どうも相性が悪い。父親が光輝を溺愛するからかもしれないが、いちいち細かい事まで兄貴面で注意するのが、光輝には耐え難いのだ。



**************************


 若い二人の交際は、すぐに三条家にも伝わった。


「月子さんは、和成の嫁候補なのに!」


 ヒステリックな声を上げる母親に、呼びつけられた和成も辟易とする。父親が離婚したのも納得していまう有り様だ。光輝のことを悪し様に罵るが、どうも後妻の桐子が亡くなった今でも龍彦の心を捉えている嫉妬にしか見えない。


「まぁ、この話は無かったことにして、お前にはもっと相応しい人を紹介します。あんな尻軽女、天罰が下ると良いのよ!」


 自分の身内の月子すら悪し様に言う母親に、和成は嫌気がさす。月子が自分より弟を選んだのにはがっかりしたが、それで不幸になれば良いとは思わない。そんな心得の悪さが離婚の原因だったのだろうと、和成は母親の実家である三条家を辞した。




 月子と光輝の恋愛は、燃え上がるのも早かったが、冷めるのも早かった。


 お互いに頭の回転も早く、気の効いた会話や、容姿端麗さ、センスの良い服装など、周りからもベストカップルだと褒め囃されたが、似た者同士でつまらなくなったのだ。


「秋から、ハーバード大学に留学しようと思っているの。将来的に、国際弁護士を目指すなら、あちらの方が有利だから」


 ベッドでそう言い出されて、光輝も賛成する。


「それが良いと思うよ」


 あっさりと、お別れのキスをして、月子はアメリカに旅立った。





「月子さんと別れたのか?」


 半年ほどは、女遊びを控えていた光輝が、また次々と恋人を取り替えているとの噂を耳にして、和成は怒る。


「お兄さん、いつの話をしているのですか? 月子は、秋からハーバード大学に留学していますよ。彼女は、国際弁護士になりたいと考えているのです。私との交際は、ほんのお遊びです」


 昔気質の和成には、未婚の女性が遊びで男と付き合うだなんて信じられなかったが、それでも月子への未練は立ちがたかった。


 伯父や母親からは、次々と見合いの話が持ち込まれたが、全て断っている。和成の心の中には、あの花見の宴の時の月子が潜んでいるからだ。



**************************



 それから、十年が経ち、光輝は常陸末子と結婚して、落ち着いた生活をしている。和成は、弟のその選択に心底驚いたが、源家の次期当主として、忙しい日々を送っていた。


「和成様、GHM社との契約は瀧元弁護士に相談してみます」


 光輝が京都でスローライフを選らんだので、その側近だった惟光は和成をサポートしてくれている。


「瀧元弁護士?」


 法曹界を牛耳る瀧元家には、判事や弁護士も多いが、国際弁護士と聞いて、もしやと月子の美貌が和成の脳裡に浮かぶ。惟光は、そろそろ、和成も身を固めても良い時期だと考えて、瀧元月子弁護士に依頼したのだ。




「お久しぶりです」


 スーツ姿の月子に、和成はやはり美しいと見惚れる。二人でビジネスライクな会食を何度も繰り返し、自然と良い雰囲気になる。


「月子さんは、私の初恋なのです」


 少しワインを飲み過ぎた和成は、馬鹿な事を口にしたと、赤くなって謝る。


「謝って頂く必要はありませんわ。とても、光栄なことだと思いますもの」


 綺麗なフレンチネイルを施された指先が、テーブルの上の和成の手に伸ばされる。


「あの頃の私は、とても愚かでしたの。光り輝く物に引かれる蝶々みたいで、お恥ずかしいですわ」


 若い時は退屈に思えた和成の慎重さが、今の月子には心地よい。国際弁護士として忙しい日々を送っている月子と、和成は、デートする暇もなかなか見つけられなかったが、だからこそ一緒に暮らすことを選択した。



*************************



「お兄さんが月子と結婚するだなんてねぇ。初恋は実らないと言うけど、粘り勝ちだな」


 未だ寒い京都の庭で落ちた椿を掃除していた光輝は、お茶の休憩をしながら、結婚式の招待状を見て笑う。末子は、赤ちゃんをあやしながら、きっとその月子さんと夫は、前に何かあったのだろうと察した。


「結婚式に出席されますの?」


 そっと末子を抱き寄せて、何故? と尋ねる。普通、兄の結婚式に欠席することは無いだろう。


「だって……」とうつ向く末子が、月子との関係に気づいたのだと驚く。六条の荒れ果てた屋敷で、一人で暮らしていた末子が何故、気づいたのだろと光輝は笑う。


「せやかて、月子と呼び捨てにしはったから……」


「そうか、しまったな! でも、十年も前のことですから。それに、この子をお披露目する良い機会です。父には勘当されてますからね」


 父親の龍彦は、光輝に期待していた分、突然に会社を辞めて、京都の片隅でスローライフを選んだ件で、凄く落胆した。


 その上、常陸家に婿養子に入ったことに激怒して、経済的援助もしないと勘当状態なのだ。勘当されても、光輝は屁とも感じないが、母親を亡くしてから愛情をたっぷり与えてくれた父親が本当は寂しく感じてるのを察していた。


「でも、私みたいな者が……」


 身分はこれ以上無い程立派な末子が、みないな者と言うのは、容姿に自信が無いからだ。


 光輝と結婚してから、幸せが末子を磨きあげてはいたが、貧相な細面に鼻が長く目立ち、目も細いのは変わり無い。世間一般的には不細工と評される顔つきだ。しかも、光輝は名前通りに光り輝く美男子なのだ。


「ほら、常陸光輝様、常陸末子様、常陸薫様と書いてあるではないですか」


 やっと婿養子になったのを認めてくれたのだと、末子を説得する。元々、京都人は冠婚葬祭には律儀だ。光輝の親にも挨拶をしていないことを、末子は気に病んでいたので、清水の舞台から飛び乗りる気持ちで出席することにした。





「ここで、お育ちになったんどすか?」


 末子は、敷地の広さには驚かないが、隅々まで贅を尽くした造りと、松葉一本落ちていない手入れの良さに驚く。光輝は、初めて常陸邸を訪れた時に、ここに人が住んでいるのかと驚いた事を思い出しながら、末子を屋敷の中へと案内する。


「おお、よく来た! こちらが末子さんだな。初めまして、光輝の父、龍彦です」


 押し出しの良い立派な紳士に挨拶されて、末子も丁寧に挨拶をする。


「お父様には挨拶が遅れて、申し訳ありません。末子と申します」


 龍彦は、身上調査で末子の容姿は知っていたが、容姿端麗な息子と並ぶと、より差が目立つと感じる。しかし、優雅な所作や、控え目な態度に好感を持つ。それに、可愛い初孫にデレデレになってしまう。


「おじじだぞ!」と祖父馬鹿振りに、光輝は呆れる。薫の面倒を父に任せて、光輝は自分の部屋へ末子を案内する。


「ああ、父は私が出ていった日のままにしていてくれている」


 カーテンやシーツなども定期的に洗ってあるらしく、清潔に保たれているし、物は一切動かされていない。末子は、贅沢な家具や品に圧倒される。


「このアルバムに用があったのです。亡くなった母の写真を持って行きたかったので……」


 末子は、光輝の母親の写真を見て「綺麗な人……」と呟いた。


「ええ、とても美人の母でした。と言っても、あまり覚えてないのですよ。私が五歳の時に亡くなりましたから」


 末子は、幼い光輝の可愛い写真を見ていたが「可哀想や」と涙をこぼす。


「だから、末子さんも長生きしないといけませんよ」


 抱き締めてくれる光輝に、末子は長生きの家系ですと笑う。






「光輝が帰っているのですね」


 明日が結婚式だと言うのに、仕事で忙しい和成が、それでも新婚旅行の仕度のために定時で帰宅した。応接室で孫を抱いてあやしている父親に苦笑する。鬼と呼ばれる遣り手には思えない。


「ほら、薫の伯父さんだぞ!」


 手渡された赤ちゃんは、思いの外ずっしりとしている。


「なんだか光輝に似ていますね」


 伯父さんだと言われると、和成の心に奇妙な愛情が湧いてくる。腹違いの光輝には、ストレートな愛情を持てず、仲の悪い兄弟だったのに不思議に思う。


「光輝も一度抱いたら、手離せなかった。薫も同じだ」


 すっかり祖父馬鹿な父親に取り返されると、何だか寂しい気持ちになる。


「早く、自分の子どもをつくれ!」


 結婚式の前の晩に、父親に発破をかけられたが、月子は仕事が落ちつくまでは子どもは欲しくないと言っている。しかし、薫を腕に抱いた時の甘い香りやずっしりとした重さが、妙に心に残った。


『不細工な女の為に全てを捨てるなんて、愚かだと思っていたが……』


 一緒に夕食を共にして、末子の箸のあげ下ろしの一つをとっても見事な所作だと感嘆する。それに、いつも尖っていた光輝が、穏やかで満ち足りた顔をしているのにも驚かされた。しかし、和成には、やはり月子との刺激的な生活が望ましく感じる。





「まぁ、綺麗な花嫁さんやねぇ」


 確かに月子は闇夜を照らす如く輝いている。しかし、光輝は黒留袖を着た清楚な末子の方が好ましく感じる。それに、腕に抱いている薫も愛おしい。


「いや、末子さんの方がとても美しいです」


 末子は、夫の嘘だとわかっているお世辞だが、とても嬉しくなる。


「ほんまに、その口にはかなわへんわ」と笑う。


 和成と月子の結婚式に参列した人々は、噂ほど末子は不細工では無いと感じた。それに、旧宮家の姫様なのだ。多少の傷など問題では無いと、光輝と共に歓迎する。それに、末子は控え目な態度で応じる。


 横の光輝は、日頃の歯に絹着せぬ末子の猫を被った態度に吹き出さないように苦労している。





「光輝さんの奥様、とても良い人みたいね」


 雛壇に座った花嫁の月子は、隣の花婿にソッと話しかける。


 プレーボーイの名を欲しいままにしていた光輝が、選んだ相手が末子だったとスコンと胸に落ちた。そして、横に座っている花婿に満足そうな視線を向ける。賢く、容姿もそこそこ整っている。経済面でも安心な相手だし、自分の仕事にも協力的だ。それに、浮気の心配も無い。


 一瞬、花嫁の月子と、光輝の視線が交差する。『お幸せに……』と互いに、目と目で話し合った。


 桜が舞い散る季節に、月子と和成は結婚した。二人は、末長く幸せに暮らす。



*************************



 京都の六条の路地の奥では、小さな薫が両親と庭で花に囲まれてすくすくと育っている。


「薫? その花は美花ちゃんにあげるのかい?」


 小さな指で撫子の花を摘む薫を、光輝は微笑ましく眺める。


「違うよ! この撫子は、浮舟先生にあげるの」


「幼稚園の先生かぁ! 薫はおませだなぁ」


『薫は、光輝さんのようなプレイボーイになるのではないやろか?』


 幸せな末子の悩みは、薫の華やかな容姿があまりにも光輝に似ていることだ。


「末子さん、何か失礼な事を考えているでしょう」


 察しの良い光輝に抱き寄せられて、末子は吹き出す。


「なんも失礼な事なんて考えておまへん。薫はあんさんに似ていると思っただけだす」


「酷いなぁ。こんなに末子さんに尽くしているのに」


 いちゃつく両親を小さな薫は呆れて眺める。


「ほら、薫も心から愛する人を見つけて幸せになるんだよ」


 初夏の花盛りの庭で、茜色の末摘花が幸せな笑い声に揺れた。





                終わり 


 


 

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