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プロローグ
ある街の大きな道沿いにある、一つの路面店。
そこの店の前を箒で掃いている若い店主の女の子がいた。
今日は偶に風が強く吹くので、上手く店の前を掃くことが出来なかった。
そんな時、もう一人の女の子が店のドアを少しだけ開けて、中から顔を出して彼女を呼んだ。
シャード「サーシャ、風が強いからもう終わりにして、中に入りなさい」
サーシャ「あ、うん」
サーシャは箒を持って店の中へ入った。
ドアを閉めて箒を店の中の隅の方に立て掛ける。
そのまま手を洗いに洗面所に行く。
その時シャードは、受け持ちのパン作りを進めていた。
オーブンから出したばかりの、出来立てのパンをトレイに移していた。
そこに戻ってきたサーシャは、自分の担当するお菓子作りの続きを再開する。
シャード「そういえば昨日、オリバーお金持って行かなかったでしょ」
サーシャ「あ、そういえば!」
シャード「でしょう、昨日カウンターの上に、封筒置きっぱなしだったから、下に仕舞っておいたの。本当にそそっかしいのよね」
サーシャ「今日の配達の時に言ってあげないと」
シャード「ま、いいわ。じゃあ私、看板出すわね」
こうして今日もパンとお菓子の店『かしや』がオープンした。




