96/489
残念な都会
楳瓦「俺達は何て巨大な組織を相手にしてしまったんだ、、、。」
楳瓦はパンタロンをなびかせ、太陽を眩しがりながらつぶやいた。
浜村「生地はシルクだね。プロのミュージシャン見たい、、、。」
浜村は楳瓦のパンタロンを羨ましがりながら、オーデコロンをワキにふりかけた。
マンテツ「ふん!時代はケミカルウォッシュ!パンタロンじゃねっつーの!」
マンテツは一人早歩きをして、他の二人に東京見物をさせる事なく、駅へと向かった。
マンテツ(キミミよ、、、、死後の世界まで気を使わなくていいぞ、、、。)
そんな事を考えながらキミミの眠る青山への切符を買うと、、、
‐お客様には大変、ご迷惑をおかけします。‐
ザワザワ、、、
‐ただ今、石川町付近におきまして、人身事故が発生した為、全車両運転を見合わせております。‐
マンテツ「え~!」
‐お客様には大変、ご迷惑をおかけします。‐
マンテツの耳に突如、運転見合わせのアナウンスが聴こえた。
浜村「もう夕方だし、帰るの夜になっちゃうよ。」
ザワザワ、、、
辺りは人が立ち込めている。マンテツは仕方なく電車が来るのを待っていると、、、
キャピキャピ、、、
女子高生達がこちらを指差して笑っている。
楳瓦「お、おい、マンテツ、、、。」




