能動的な広告、二つの意味3
会員達がいっせいに振り向くのを予想していたマンテツは、あらかじめ角瓶のウイスキーを飲み干し、チョキを自分の喉元にセットした。
会員H「まさか、、、あいつ、、、?」
浜村「ファイアー!!」
カキンッ
ブブフフワワァ!!
会員達「おわああ!!熱い!」
マンテツはライターを構えると口から青い炎を吹き出した。
会員達「早く!早く脱がなきゃ!」
会員達は跳びはねながら服を脱ぎだした。
会員達は一瞬青い炎に包まれたが、燃えたのは一瞬だけで、「炎は熱い」という先入観に捕われ、皆我先にと服を脱ぎだしたのだった。
ヒラヒラ、
マンテツ「!?」
会員達「呪いやぁ~逃げろぉ!」
廊下を走る会員達。マンテツが見つけた紙切れはさらにヒラヒラと舞った。
マンテツ「何だこれ。」
ガシィィ
浜村「マンテツ!情熱MAX。ブイ!」
マンテツ「ブイ!」
パシャパシャ!
報道員A「すげぇ!クロックウォークスのパンフレットだぞ!」
パシャパシャ!パシャパシャ!
報道陣は今だかつてないような大声を上る。彼等も会員達が残した宣伝用のパンフレットを見つけたのだ。
報道員B「スパイは被災者の仮面を被った。売れない役者達、しかも配給先はクロックウォークス!」
報道員C「マンテツくん、、、、おめでとう。」
パシャパシャ!
報道陣は開き直り、マンテツのブイサインはそのまま夕刊の一面を飾った。
パシャパシャ!パシャパシャ!
マンテツ「キミミは大丈夫かな?念力は最後までわずかに効いてた、、、、」
浜村「そうだな、ちょっとどいて!」
マンテツ達は報道陣をかきわけ、キミミの部屋に入った。
報道陣「僕達!奇妙な勝利に何か一言!」
バタン!
カチャ!
マンテツ達は部屋に入るとすぐに鍵を閉めた。
マンテツ「キミミ、、、。」
、、、そこには、念力を使い果たしたキミミが青白い顔で眠っていた。
浜村「嘘だろ!?」
マンテツ「キミミィ~!」
タッタッタ、、、、




