打倒佑香! 期末テスト奮闘記(5)
「しゃべる気力も使い果たしたんだな、きっと」
「大丈夫でしょうか?」
「普段はもうちょっと元気なんだけどな。……絵玖の言葉に奮起したんじゃないか?」
「そ、そうなんでしょうか? 奮起したのに憔悴してるって……ちょっとおかしい気もしますけどね」
「いつもより長い時間起きてやってたからなんじゃないかと俺は思うけどな。まあ、始まってしまえば嫌でも目が覚めるだろ。最下位脱出を見せてくれるといいが」
「そうですね」
――キーンコーンカーンコーン。
「はぁーい、じゃあみんな席について~。問題用紙と答案用紙を配るよ~」
「じゃ、頑張ろう。ファイト――」
「一発!」
拳を突き合わせ、お互いの幸運を祈った。
――そして、怒涛のテスト期間がスタートした。
まずは1教科目。
「…………」
――2教科目。
「(…………よし、これは……)」
――3教科目。
「(えっと…………)」
――4教科目。
「(…………あ、これは秀吾くんに教えてもらったところ)」
7月25日
翌日は5教科目からスタート。
「(うー、思い出せ…………)」
――6教科目。
「(…………ここは、これだったかな……)」
――7教科目。
「…………」
――8教科目。
「(…………よし)
7月26日
――そして最終日。
――9教科目。
「(……これも、教科書に載ってたものだ)」
――そして、ラスト10教科目。立ちはだかるは宿敵の数学。
「…………」
やはり、じっくり勉強したのは無駄ではなかったようだ。
あまり立ち止まることなく、スムーズに解くことができている。
数学のテストは問題数が少ないから時間がすごく余るのではと思いがちだが、全てを本当に解くとするなら、思考時間、解答を導き出す時間を全て含めるとそれ程時間は余らない。
見直しができない……なんてこともザラにある。前回の俺なら、確実にそうだった。
だが、今回は違うぞ。ゆとりを持ってやっているにもかかわらず、最後見直す余裕も残っている。
いつもはふわふわした解答だったが、今回はそこそこ自信を持った解答ができた。これは、高得点が期待できそうだぞ。
……………………。
…………。
……。
――そして。
――キーンコーンカーンコーン。
今日は……作者の誕生日(^_^)/
……あ、聞いてない?
すいません<m(__)m>
とにかく、読んでくれてありがとうございます。
それが一番のプレゼントになりますので~




