深海に生きる
最新エピソード掲載日:2026/06/06
僕とつむぎは物心つく前からの幼馴染だ。明るくかわいらしい雰囲気のつむぎに僕は恋をしていた。「転校生を紹介します。」その一言でつむぎは変わった。小学校4年生の頃の話だった。転校してきたのはひどく整った容姿の海という男の子。つむぎの積極的な性格もあり、三人でつるむようになっていく。やがて高校3年生になり、毎年三人で行くのが恒例になっていた近所の神社で行われる花火大会に今年も行くことになる。三人で行けるのはおそらく今年が最後。つむぎは海に告白するのだと意気込んでいた。しかし、そこに海の姿は見えなかった...
僕はすべてを知っていた。なぜ海が来ないのか。今何をしているのか。
泣き崩れるつむぎを抱きしめた。
僕はすべてを知っていた。なぜ海が来ないのか。今何をしているのか。
泣き崩れるつむぎを抱きしめた。
海
2026/06/06 01:01