表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

エピローグ




あの日から一年が経った。


楽しい時は一緒に笑って

美味しいものは半分こして

悲しい時は支え合って

疲れた時は寄り添って


喧嘩をする時だってあるけど

そんな時は最後に二人で笑って仲直りして


月に一度はお父さんに会いにいって


この一年、お互い仕事に追われながらも

確かな時間を過ごしてきた。


「ミラちゃん、準備できてる?」

「はい」


純白のドレスに身を包んで

同僚に手を引かれて教会の前へ


「すごく綺麗だよ

行ってらっしゃい」

「…いってきます」


ギィっとドアが開くとその先には白いタキシードを身に纏ったフレデリックさんがいた。


目が合う。

…あ、逸らした。


「新婦の入場です。

皆様拍手でお迎えください。」


ミラちゃん綺麗だよー!

お幸せにー!


そんな祝福を浴びながら一歩ずつ歩いて

そしてゆっくりと隣に立った。


「…ゴホン。

えー…フレデリック」


「はい」


「病めるときも健やかなときも

ミラを愛し護ると誓いますか?」


「…誓います。」


「ミラ

喜びのときも悲しみのときも

フレデリックを愛し護ると誓いますか?」


「はい…誓います」


「それでは誓いのキスを」


フワリとベールが上げられて視界が開ける。

顔を上げたら昨晩散々泣いたくせにまた泣きそうになってる彼がいて…


「…泣き虫ね」

「これは感動だからいいの」


私たちらしいキスをして

辺りは拍手に包まれた。

遠くで祝福の鐘の音が響く。


その日一組の夫婦が誕生した。


あの日の墓前の約束は、確かに、結ばれた。







ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


前作が悲しい終わりだったので、今回はハッピーエンドのお話が書きたくて書き始めた作品でした。


少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。


もしよろしければ感想や評価などをいただけると、今後の創作の励みになります。


最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ