防犯セキュリティ厳しすぎ事件(後編その2)
前回のあらすじ。
番号札を取りました。
犬山「はぁ......階段かぁ......」
犬山の目の前には一つの階段があった、普通の階段だが、今日はエレベーターが工事をしているため、必然的に階段を使わなくてはいけない。
犬山「くそっ......何でエレベーター工事してるんだよっ......!確かに維持するために点検とかは必要だ......でも......精々バリアフリーは対応するべきだろっ......!優しくない......老人に優しくないっ......!地下鉄なんて......ほぼ対応してるぞっ......!東京の地下鉄っ......!」
正に地獄であった。
犬山「ここからひたすら歩く......ずっと......まるで終わりなき闇と対峙しているようだ......これから足を酷使することに対しての恐怖を感じている......足がガクガクとすくんでしまう......」
それも致し方ない、犬山は普段からエレベーターを使う人間、所謂現代人にありがちな階段不使用主義......!確かに階段という存在を否定しているものではない、実際に火災などの災害時については階段を使用するべきだ、火災の時大抵エレベーターは止まる......これは正直必ず止まるのかは不明......なぜならそれは犬山の勝手なイメージ、つまり思い込み......!!!
火災、地震、他にも数多くの災害時には階段が一番有効な移動手段になるが......それはあくまで低層階での話......マンション等の場合、経験上1階に人が住む部屋がある可能性は低い、もしあったとしてもそれは大抵の場合大家っ......!!!
アパートでは、古いタイプなら一階には、大家以外にも住民は存在するが、あくまでも、設定上はマンション......マンションの場合特に高層階の住民は地獄となるのが定石......高層階のマンション、一桁の階数があるマンションなら屋上は十階......一桁ともいっても、あくまで「人が住む階数」は一桁の階数まで、屋上等はRだの示される場合がかなり多い、つまり屋上は数には入らない、マンションの高層階、つまり、階数が高ければ高いほど、階段で降りるのは......しんどいっっっ......!!!!
ここはビルなので、マンションではないのだが、ビルの場合、ある可能性が着いてくる可能性が高い、それは「中の付く階数」っ......!何が中2階だ...中が付くものについて、あまり知らない犬山は、中2階が1階と2階の間なのか......2階と3階の間なのか、よくわかっていないっ......!!
犬山「くそぉぉ......地獄じゃねぇかぁ......!!」
犬山はまだ、階段を一歩も進めていない、いや進めるはずがない、これから先広がるのは階段だが、ここの階段は所謂、踊場経由タイプの階段っ......!正直言うと今作った造語だが......それ以外何と言ったらいいのか正直分からない、説明するならば、一フロア昇るためには、踊場を経由する、最初の階段、精々普通のビルなのだがら7~13段位が妥当だろう、その階段を登れば踊場だ、だがまだそこから2階に行くのは不可能......いや正確に言うと不可能ではないが、それ以上階段を昇らないという縛りを付けたらその時点で不可能になる......何故なら二回にはもう一回同じような段数の階段を登らなくてはいけない、つまり......普通の階段......だが、階段には螺旋やら、沢山種類がある......螺旋の場合死人が出る......段数の一つ一つ空間が空いてると......めっちゃ怖い......別に高所恐怖症を持っている理由ではなく......ただ螺旋だと歩く音がうるさいイメージが高い、怖い、高所ではない......もしかしたら音が反響してるのは古いのかもしれない、見た目が新しくても中身が腐っていて実はボロボロなのかもしれない、つまり壊れるかもしれない、高所恐怖症ではなく、ボロボロ螺旋階段恐怖症という恐怖症に僕は犯され、螺旋階段は恐怖への対象になってしまう......っ!
犬山は重い足をあげ、一段一段とコツコツと登り始めた
犬山「はぁはぁ......踊場まで昇るだけでも、足が重い......この先の方が思いやられる......」
犬山の地獄の時間はまだ始まったばかりだ......
犬山「そうだ......スマホだ......」
犬山はスマホを取り出した......犬山は自らのスマホの電源を付け、指紋認証ロックを解き、スマホのホーム画面を開いた。
スマホの画面を開くことに成功したが、その中から無法の数多くのアプリから目的のアプリを探さなくてはいけない......本来ならこのアプリの中から本来の目的、犬山が求めているアプリを探すという展開がある予定だったが......流石にそれは引き伸ばしすぎということで......没っっ......!!!
探していたアプリは歩数計、犬山はこの階段について一種の考えを行っていた、この階段、ダイエットになるんじゃないのかと、犬山は別に自らの体型について気にしているとか......そういうようなことはない......だが、もし太ったときのための最終手段......普段なら仮に深夜テンションだったとしても登ることはあり得ない......どんなに酔っていたとしても階段は自らの危機能力判断、残された正常感、ここに向かうとしぬという生存本能で、生き残る、だが、今はひたすら死の階段を登っていくしかない。
犬山「起動した」
アプリ起動と共にまた足は歩き始める、このまま、自らの事務所に向けて足は歩く、事務所に辿り着くのは一体いつになるのか、それは誰にも分からない、こんなに長い階段は中々無いだろう、実際の高さ云々は正直忘れた、実際に階段の高さなどは、不明、段数とかも、分からない、天井がとても低い可能性も、吹き抜けとかで高い可能性もあり、まぁそこは読者の方のイメージに委ねる(そんなどうでもいいことをイメージに委ねたりしても特に意味はないので、天井の高さ云々の話しは別に忘れても問題はないです)
一階、二階と足を向けて、まるでロボットになったかのように歩いていく、小さい段差がとても大きくなるように見える、実際に終わりなき階段と言えば東京タワーの階段が似合うだろう、本当の意味での終わりなき階段は、色々な作品で見てきている、無限に終わらない、ひたすら階段を登る、某人気作品も階段を登る内容だし、とにかく、進むしかないのです。




