追想行進華 —庭園の足跡—
もう一度、彼に会う為に、天国に向かった。
もう一度、逢える様にと祈り、徳を積んだ。筈なのに‥‥
約半年前、事故を起こしてしまい、掛け替えのない親友を失ってしまった敦紫は、墓参りにと、親友が生まれ育った故郷にやって来ていた。そして、事故を起こしてしまった場所に出向くと、そこには‥‥
その道筋は、見えぬ誰かが歩いていた場所かもしれない。
長く険しい道、速度も歩幅も違えば、交わる事などない。
これは、単なる偶然が呼んだ軌跡の物語。
異世界と言う概念をひっくり返す物語。
頑固な敦紫は、知らず知らず誰かが起こした行動、作った道を無意識で歩いている。追うように想うように、音を鳴らし、足跡を辿っている
1章”前と下、それと上と
1”『遅刻』
2025/05/20 02:44
2”毒か徳か見えぬ足跡
2025/05/20 02:44
3”天傘敦紫
2025/05/21 23:59
4”歩き方のチュートリアル
2025/05/28 04:31
(改)
5”見えていた最初から、ただ動けないだけで。
2025/05/31 01:11
(改)
6”本の些細な一言で
2025/06/05 03:12
7”いつか来る未来の為に
2025/06/07 02:05
8”分岐点、無用の長物
2025/06/11 16:11
9”己に説いてみて、風に気付かされ
2025/06/15 01:13
10”塞、観、固
2025/06/17 18:33
11”彼に似ていたね(上)
2025/06/21 01:19
12”彼に似ていてね(下)
2025/06/22 03:04
13”あの日から
2025/06/26 02:25
《終》14”影と跡、それと音と。(上)
2025/06/27 02:38
(改)
《終》15”影と音、それと音と。(下)
2025/06/30 02:18
2章”貴方が選んだ形、拾い上げた物は
00”彼女の夢と、
2025/06/30 02:32
16”鎮座せし王と法律は、宿敵の庭で
2025/07/03 02:19
17”載せた二つの問い
2025/07/06 00:47
18”【第10項】御花詩の始まり
2025/07/06 06:50
19”特異点
2025/07/09 00:52
20”片鱗は静けさと共に(上)
2025/07/14 17:18
21”片鱗は静けさと共に(下)
2025/07/17 01:47
22”樹見陰頼り(上)
2025/07/18 01:33
23”樹見陰頼り(下)
2025/07/20 03:39
24”揺らぐ世界でも真っ直ぐに(上)
2025/07/27 11:48
25”揺らぐ世界でも真っ直ぐに(下)
2025/07/30 05:22
26”センテインピード
2025/08/06 02:20
27”臆病な者達は、
2025/08/13 02:41