疑惑の2軍選手
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ここは堺市のブルーローズの2軍球場の青薔薇堺球場だ。
ここには2軍のブルーローズ選手が、1軍を目指し厳しい練習をしている。
「ここどこですか?」
「ブルーローズの2軍球場の青薔薇堺球場だよ」
「そうなんですね。俺、プロ野球を見ないっすから」
どうやら松川選手はプロ野球を見ないらしい。意外とプロ野球を普段見ないプロ野球選手は多く、野球を練習しすぎて他の野球を見る暇がない選手も多いのかも知れない。
青薔薇堺球場の中に入っていくとスカウトの岡田君に会った。
「久しぶりっす、先輩。横の人はえっと松川君」
松川選手を見た岡田君は私を引っ張っていった。
「先輩、関係者以外はここに入れては駄目ですよ」
確かに一般人、ましてやドラフト候補をここに入れてはいけない。
「大丈夫。うちの球団よく一般の方を試合後グランドに入れたり、練習見学会で選手とキャッチボールなどもしてるから、その一般の方と選手の触れ合いイベントとでの入場ということにしといて」
「まあ、僕は良いですけど、怒られても知らないっすよ」
岡田君には納得してもらえた。上司に怒られたらまた100億の話を持ち出し納得してもらおう。なにより大事なのは、松川選手のサボり癖の特殊能力を消したい。
「吉森選手は今居る?」
「いますけど何か用事ですか?」
吉森選手は髪は短髪の黒髪で顔はクールな感じで、低身長だが筋肉はムキムキのブルーローズ所属の日本を代表するプロ野球選手だ。筋肉がムキムキな事からチャンス時には、ファンが応援グッズの筋肉器具でマッチョダンスを踊る。
「吉森選手にお願いがあるんだけど、岡田君に伝えてもらってきていいですか?」
そういうと吉森選手に伝えることを岡田君に伝えた。
「それは大丈夫ですか。怒られませんか」
「大丈夫大丈夫。お願いね」
岡田君にそういうと松川選手のもとに戻った。
松川選手はプロの球場に少し感動している。
「でっかい球場ですね。ここでプレーしたいです」
「ここでなく1軍の球場で、活躍してくれよ」
「はい」
松川選手には2軍ではなく1軍どころか、メジャーで活躍してもらわないといけない。
「2軍の選手を見て押さえれそうですか」
「当たり前じゃないですか。2軍の選手なんて押さえて当たり前ですよ」
やはり天狗になっている。この自信を潰さないとサボり癖は治らない。
「じゃあ、あの選手と対決してみてくれないですか?」
そういうと吉森選手を指さした。
吉森選手を鑑定スキルで鑑定した。
大阪ブルーローズ 吉森政茂 26歳 右投げ左打ち
外野手E
野球脳D 成長 普通
ミートC パワーA 走力E 肩F 守備E
野手の能力 チャンスB 左投手E 右投手C
バントE 盗塁F 三振C 捕球F
特殊能力 頑丈E パワーヒッター
流し打ち 逆境C
未来の能力 吉森政茂 右投げ左打ち
外野手E
野球脳D 成長 普通
ミートB パワーA 走力E 肩E 守備E
野手の能力 チャンスA 左投手E 右投手C
バントE 盗塁F 三振C 捕球E
特殊能力 頑丈E パワーヒッター
流し打ち 逆境C
この能力を見てわかる通り、吉森選手は2軍の選手ではない。怪我の調整で2軍にいるだけの実際は1軍選手だ。
プロ野球ファンなら吉森選手を知っているだろうが、プロ野球を見ない松川選手なら知らない。
2軍の選手に打たれたとなると松川選手も真面目に取り組むことだろう。なので吉森選手に怪我の調整で2軍にいる実質1軍選手ということは隠してもらっている。
「そこにいる選手と勝負してもらってもいい」
「いいですよ。2軍の選手には俺が打たれるわけないですし」
思った通り松川選手は吉森選手の事を知らなかった。
さあさぼり癖を治す為、吉森選手には打ってもらおう。
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