↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プロ野球スカウトは、鑑定スキル(野球ゲームの能力画面が見えるスキル)で優秀なドラフト選手を発掘する  作者: 犬兎ゆん
ドラフト1位の選手を指名したい

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/43

特殊能力が良いとは限らない

 「先輩、松川選手を見に行くんですか」


 そう私に声を掛けてきたのは、新人スカウトの岡田零君です。


 岡田零君は茶髪で顔は凄くイケメンで、体型は痩せていて雰囲気からチャラさがにじみ出る青年だ。


 彼も元プロ野球選手でしたが、残念ながら活躍出ず20代で引退しスカウトに転身しました。


 「ドラフト1位で指名するかもしれない選手だからな。監督に失礼のないように接してくれよ」


 「うす」


 岡田君は軽くうなずいた。


 そうこうしていると横波高校に到着した。


 横波高校は伝統のある高校で、野球部も強豪で甲子園優勝も数回ある強豪校だ。


 「監督こんにちは」


 「こんにちは」


 「おう」

 

 私と岡田は横波監督の度会監督に挨拶をした。


 度会監督は白髪が目立つ年配の監督です。


 「松川球児選手はどこですか」


 「ここにはいねーよ。もう2週間も来てねーよ」


 「えーっ、2週間も練習来てないんですか」


 「ばか」


 私は慌てて岡田君の口を塞いだが、度会監督は聞こえていたらしく渋い顔をした。


 「いつもの所ですか」


 そう私が訪ねると監督は小さくうなずいた。


 「そうですか。また来ます」


 私は要件が終わったので帰ろうとすると度会監督にある選手を紹介された。


 「吉田さんよ。あの遊撃手の高野を見てくれよ。すげー守備がうまいんだぜ」


 高野君は野球少年らしく坊主頭の小柄な野球少年だ。


 私は鑑定スキルを使い高野君を鑑定した。



 横波高校 高野雄太郞 17歳 右投げ右打ち 


 遊撃手D 二塁手F 


 野球脳D 成長早熟

               

 ミートF パワーG 走力E 肩F 守備C 


 野手の能力 チャンスF 左投手E 右投手E 

                     

       バントC 盗塁D 三振C 捕球D

               

 特殊能力 頑丈E 真面目 キャプテンシー


               

 未来の能力 高野雄太郞   右投げ右打ち 遊撃手C 二塁手E 


 野球脳C 成長早熟

               

 ミートF パワーF 走力D 肩E 守備B 


 野手の能力 チャンスE 左投手D 右投手E 

                     

       バントB 盗塁C 三振C 捕球D

               

 特殊能力 頑丈C 真面目 キャプテンシー



 確かに高校生にしては守備がうまいが、残念ながら私が指名する能力に足してない。

 

 「試合で注目して見てみます。今日はお邪魔しました」


 「お邪魔しました」


 「そうか」


 少し残念そうな度会監督に頭を下げ横波高校を後にした。


 「先輩、試合で注目して見るなんて、高野選手も指名するんすね」


 「違うよ。指名するなら今日横波高校に残って、高野選手を見ているだろ。見ないと言うことは遠回しに指名しないと言っているんだよ。でも指名しないというと角が立つので、ああいう言い方をしたんだ。度会監督も解っているよ」


 「へえーそーなんすか。なんか大人はすごいっす。勉強になります」


 「うん。色々覚えてね」


 なんか岡田君に尊敬の眼差しを受けた。


 さあ、次はスカウト会議だ。なんとしても松川選手の指名の権利を取るぞ。

お読みいただきありがとうございました。


少しでも先が気になる、少しでも面白いと思っていただけましたら


お気に入り登録、星ポイントで応援をどうぞ宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。