第十話!!!!!!「フィクションと現実の見分けがつかないと真にフィクションを楽しむことはできないぞ! 人を傷つけたり迷惑行為をしたりして逮捕されないよう思想と行いには気をつけないといけないぞ!」
オープニングテーマ『みんなの寧々尻くん!!!!!!!!!!!!!!!!!』
♪みんなのためにやってきた
悪と戦う真っ赤なハート
スーパーヒーロー! \寧々尻く~ん/
第十話!!!!!!
「フィクションと現実の見分けがつかないと真にフィクションを楽しむことはできないぞ! 人を傷つけたり迷惑行為をしたりして逮捕されないよう思想と行いには気をつけないといけないぞ!」
ナレーション「スーパーヒーロー寧々尻 博嗣(ねねじり ひろし)は、
『怪しきもの』のアジトに乗り込み、怪人を倒しながら、
敵のボスや上層部の人物を探すためアジトの中を調べてまわった」
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寧々尻くん「パンダタイフーン!!!!!」
大勢の怪人たち「「「やーん」」」
ガクッ(消滅)
???「もうこんなところまで来たのか!?」
???「援軍を呼べー!!!」
寧々尻くん「(流石に怪人を軍団レベルで集めているだけあって建物の中は広いな…。
『怪しきもの』の奴らも、すぐに逃げてしまう下っ端ばかりだ。
親玉がいるならいち早く遭遇したいが…どこにいる…!)」
???「呼んだか?」
寧々尻くん「!!!!親玉か!!???」
???「ハハハ…残念ながら、俺は下っ端でもないが親玉でもない。
さしずめ上層部の一部ってとこかな?
まぁ、そんなこと関係なく『我々』は何人いようと一人に等しいのだ。
侵入者よ、まずは戦おうではないか…頭脳戦などどうだ?」
寧々尻くん「頭脳戦………!!!???」
???「そうだ。 頭脳戦だ。
不服なら暴力で我々を倒しても良いのだぞ?
怪人でもない生身の人間に手をあげることも厭わないのならな」
寧々尻くん「…っ、いいだろう!!!」
???「おりこうさんだ。
ただでさえ、お前は我々をストーキングし、このアジトに不法侵入しているのだから、
戦いぐらいは正義の味方でいたいだろう」
寧々尻くん「ぐっ…!!」
???「さて、最初の戦いはお前への質問だ。
『お前は、自分の正義を我々に押し付けるためにここへ来た。 はいかいいえで答えよ』」
寧々尻くん「な…っ!!」
???「制限時間は3秒だ」
寧々尻くん「答えは『いいえ』だ!!!!!」
???「ブッブー。 お前は我々からしたら自分の常識を押し付けてくる悪者でーす。
じゃぁ第二問、
『お前が常日頃から怪人を倒すためにしている行為は暴力である。 はいかいいえで答えよ』」
寧々尻くん「『いいえ』だ!!!
人間に戻すために倒す以外の方法があるなら私はそれをしている!!!!!」
???「まぁ、そうかもね。
それでは第三問、
『お前が自分に力を与えてくれた仮面女にしているセクハラ発言は悪である。 はいかいいえで答えよ』」
寧々尻くん「うっ!!それを言われると『はい』としか言えない!!!!」
???「いくら夢の中とはいえやっていいことと悪いことがあるよねー。
でもさ、ぶっちゃけ仮面女は許してくれてるじゃん。
あれが本当は心の底から嫌がってるの耐えてたらただの犯罪だけどあの女意外とまんざらでもないんだよ。
俺からすりゃ、『いいえ』の域なんだけど、
それでもお前的には悪いことなの?」
寧々尻くん「交際していない相手にする発言としては問題ありだった!!!!
だから私は『はい』だ!!!!」
???「真面目だねぇ。
でも、おかげでお前が悪者だって自分で認めてくれて嬉しいよぉ」
寧々尻くん「いい加減このサイコパス診断もどきはやめないか!!!!???」
???「やめてもいいけどお前どうやって俺を倒すの?
暴力で倒しちゃう?」
寧々尻くん「それは………っ!!」
???「たとえお前がこの頭脳戦を、何の意味もないただの精神攻撃だと気づいても、
他に倒す手段はない。
さあ、どうする?
正義の味方でも呼ぶか?」
--------------------ここからがCM--------------------
『劇場版』
宮原ツヨシ(演・有村礼音)「未亜! 待ってくれ!」
宮原メイナ(演・友紀場絵里)「ダメ! お兄ちゃん、そんなことしたら死んじゃうよ!」
ツヨシ「それでも、迎えに行かないといけないんだ!」
ツヨシ「うおおぽおおおーーー!!!未亜ーーーーー!!!」
劇場版『妻と過ごした桃源郷の夢オチ』 ~宇宙突破編~
-その夢の先に、楽園はあるのか-
--------------------ここまでがCM--------------------
???「それじゃ次はちょっと趣向を変えようか。
『湖城も我々に発信機もどきをつけて住所特定まがいのことしてるけど、
これは正義のヒーローのやることかな?
はいかいいえで答えよ』」
寧々尻くん「それは『いいえ』だ!!!
湖城こと魔法少女アリーヌナダリーヌジェーンは!!!!!
ラジットを討つこととストレス発散が目的であり別に正義のために戦っているわけではない!!!!!」
???「そうだね。
父親が異世界に帰ってから母親のお腹に宿ったから、
父親には存在を認知されてないし、もう向こうで死んでるし。
なんなら向こうの世界には既に父親が別の女と築いた幸せな家庭があった。
そして母親も湖城が異世界転生してる間に殺人事件に巻き込まれてもう居ないし、
そもそも母親には溺愛されていたが、その対象は湖城自身ではなく父親の地位と名誉と血筋だけだった。
それにこの世界に帰ってきても中学の頃のお友達が全員同じ大学にいるわけじゃない。
しかもヤンデレにストーキングされてるからってちょっとやけ起こしすぎだよね。
無敵の人か何かかな?」
寧々尻くん「(えぇ…)」
???「ん? お前、友人から何も聞いてないのか?」
寧々尻くん「湖城の情報はカロリーがやたら高くて聞いてて胃もたれするのだ!!!
あと志記が湖城のことを全て把握している理由を考えると怖すぎるからな!!!!
母親のことは自殺だと聞いていたから初耳だが正直自分から湖城のことはもう知りたくない!!!!」
???「わかるよ。
さて、『その無敵の人と今、協力しているお前は正義のヒーローを名乗る資格はない。
はいかいいえで答えよ』」
寧々尻くん「ぅうぐ………!!」
???「一緒に相手の住所特定して凸しちゃったもんねー?」ニヤニヤ
寧々尻くん「それは………認める…!!!」
???「はいかいいえで言えよ」
寧々尻くん「………『はい』………!!!」
???「ハハハハッ、気持ちがいいなぁ?
それじゃあこのままじゃお前が可哀想だから、俺が本物の正義のヒーローにしてやるよ」
寧々尻くん「な…何をするつもりだ…!!」
???「俺がするんじゃないよ、お前がやるんだよ」
寧々尻くん「私が………!!??」
???「昨日仕入れたお前らの情報だと、湖城ってまだ尊厳破壊は未経験なんだよね?」
寧々尻くん「言いたいことはわかったが…それを私がするとでも…!?」
???「悪い魔女は倒さないといけないよね?
仲間だからって理由で出来ないならお前は一生ヒーローになれないぞ?」
寧々尻くん「湖城は仲間ではないが尊厳破壊をするのはどんな理由があっても悪いことだぞ!!!!」
???「え、ごめん、仲間じゃないってこんなにハッキリと言うとは思わなかった…。
湖城が聞いたらどう思うだろうなぁ?」
アリーヌ「別に構いませんが」
???「何!?(魔術ピカー)ZZz…」グースカピー
寧々尻くん「湖城!!!来るのは待っていたが今はちょっとだけ会いたくなかった!!!!」
アリーヌ「本当にあなたは正直ですね。
とりあえず、話は聞いていましたよ。 安心してください。
わたくしが魔術で『怪しきもの』の人間たちを眠らせます。 危害は絶対に加えません。
寧々尻くんは怪人を倒してください。 そして敵の親玉を探すのです」
寧々尻くん「!!!!ああ!!!!」
アリーヌ「それでは、参りましょう」
寧々尻くん「待て!!!湖城!!!」
アリーヌ「何ですか? 何か作戦に問題が生じているのですか?」
寧々尻くん「…ありがとう!!助かった!」
アリーヌ「…ご武運を」ニコ
…
ウナギ怪人イルギヤ「がおー」
寧々尻くん「(さっきの敵は…私の正義では倒せなかった)」パンダクローザシュッ
ウナギ怪人イルギヤ「やーん」
ガクッ(消滅)
寧々尻くん「(あの敵は言っていた…私の正義は正義ではないと…)」
シマエナガ怪人ヴァヴェン「がおー」
寧々尻くん「(確かに私が今まで倒してきた怪人達…。
そして今戦っている怪人達も悪人ではない…。)」
シマエナガ怪人ヴァヴェン「やーん」
ガクッ(消滅)
トムソンガゼル怪人ビーオ「がおー」
寧々尻くん「(ならこの力はなんなんだ…!? 悪を討つための力ではないのか…!?)」パンダパンチボカッ
トムソンガゼル怪人ビーオ「やーん」
ガクッ(消滅)
トカゲ怪人ヤオン「がおー」
"お前は我々からしたら自分の常識を押し付けてくる悪者でーす。"
"だが、その正義は決して、そなたが本当に心の底から望むものではないだろう。"
寧々尻くん「(………………っ)」パンダスラッシュジャキッ
トカゲ怪人ヤオン「やーん」
ガクッ(消滅)
寧々尻くん「(そういえば…)」
寧々尻くん「(今まで助けて来た人々…私が助けたと思っていた人々から…、
感謝されたことってあったっけ…)」
寧々尻くん「(…わからない…わからないよ…、
私がこの力を…悪を倒したいと思ったのは…)」
寧々尻くん「(甘風…)」
寧々尻くん「(どこに居るのだ…)」
メルティナ「寧々尻…さん?」
寧々尻くん「甘風!!!!!」
続く
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エンディングテーマ『静かにして…』
♪愛ってなぁに…
憎しみってなぁに…
それを知るには世界は騒がしくて…
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次回予告!!!!!!!!!!!!!
自らの正義の在り方に苦しむ寧々尻くん!!!!!!
メルティナと再会することができたが少し様子がおかしいぞ!!!!!!
第七話のCMにいた連中も顔を出し始めさあどうなる寧々尻くん!!!!!!
次回も!!!!レッツアツアツ!!!!!!




