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第四十四話 三年前(Side????)

今回はちょっと短めです。

 私が生まれ変わってから二年の月日が過ぎた。

 この二年間で私はかなり成長したよ。

 体の毛も真っ白でママとおそろいだ。

 今では一人で洞窟の外に遊びに行けるようにもなったよ。


 ママに聞いたら、今の私は魔物っていう動物? だと教えてくれた。

 種族は生まれ変わる前と違うみたいだけど、体を見ると生まれ変わる前のキツネだった時ととても似ている。

 そのおかげですぐに立ち上がって歩けるようになった。

 あの時はママが泣いて大変だったなぁ。


 最近は原っぱでお昼寝したり、ママとおいしい果物を取りに行くほかにも、魔法の練習をしている。

 ママが魔法を使うのを初めて見たときは、ものすごいびっくりしたよ。

 いきなり水や土が出てきたからね。

 そのときに魔法についてママから教えてもらった。


 半月前くらいから魔法の使い方をやっと教えてもらえるようになって、今では毎日かかさず練習するようにしているよ。

 それで、ママは水と土と風と回復の魔法が使えるんだって。

 四つもあってすごいね。


 風の魔法から教えてもらっているんだけど、私はママと違ってまだ魔法をうまく扱うことができていない。

 早くできるようになるといいな。


『ママ、今日も魔法教えて』

『ええ、いいわよ』


 洞窟のすぐそばにある原っぱまで一緒に移動する。

 ママから魔法を教えてもらうときはいつもここでしているんだよ。


『よーく見とくのよ』

『うん!』

『【エアカッター】!』


 ママの前足の先から風が出てきた。

 風はまっすぐ飛んでいって、近くにあった木を切り倒した。


『どう? ママすごいでしょ』

『うん。ママすごい!』

『えへへ』


 ママをほめたら嬉しそうにしていた。

 ママのドヤ顔かわいいかったよ。


『それじゃあ、あなたもやってみなさい』

『うん、やってみる。【エアカッター】!』


 ママと同じようにやってみるけど、小さな風が出てきたもののすぐ下のほうに落ちていってしまった。

 地面に切れ目が少し入るくらいで、ママと同じように木を切ったりできない。

 やっぱり魔法は難しいな。


『どうやったらうまくできるの?』

『すぐにうまくできなくても大丈夫だよ。練習してたら必ず上手に使えるようになるわ。あと、ママの知り合いが魔法で大事なのはイメージって言ってたわ』

『うん。わかったよ』

『日々の練習をコツコツと頑張るのよ』

『うん。明日からも練習頑張る!』

『その調子。その調子』


 洞窟に帰ってきたあとは、ママのお水の魔法で体を洗う。

 洗ったらママの風魔法で毛を乾かしてもらう。


 毛が乾いたら、ママが魔法で作り出した柔らかい土の上で一緒にお昼寝する。

 ママの毛皮はもふもふしていてすごく気持ちいい。

 すぐに眠たくなってきたよ。


「コォーン……(うーん……。明日には魔法を使えるようになってやるんだから……)」

『ふふふ、この娘ったら寝言で言っちゃうくらい魔法が使いたいのね。早く使えるようになるといいわね』



10万PVを突破しました。活動報告のほうにお知らせを投稿しましたので、時間のある方は見といてください。


次回、主人公が人と接触します。

人の名前を考えるのって大変ですね。全然いいのが思い浮かばないです。

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こちら新作です!

タイトル『好き勝手スローライフしていただけなのに伝説になってしまった件~異世界転生させられた先は、世界最凶の魔境でした~』

ほのぼのギャグコメディ全振りのスローライフモノとなっております!
強すぎる主人公が無自覚?に無双しながら楽しく暮らす作品が好きな方はぜひ読んでください!!

また、peepにて拙作『不知火の炎鳥転生』がリリースされました!!!

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作品ページはこちら

超絶面白く仕上げているので、ぜひ読んでみてください! 青文字をタップするとすぐに読めます!
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