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13 何がなんだかわかりません

 


 オスカー様のご挨拶が始まった


「〜〜〜

 以上を持って私の言葉を終わりとするが、パーティーを始める前に、私から皆に伝えたいことがある」


 あ、このセリフ

 私が……クリスティーネが断罪される時の


「クリスティーネ・アイゼンシュタイン嬢

 壇上へ来てくれないか」


 私は返事をしてオスカー様のお声に従い、壇上へのぼりオスカー様と向かい合った

 今から婚約破棄されるのだと構えたら、オスカー様が跪きこう言った


「クリスティーネ・アイゼンシュタイン嬢

 私は君の婚約者のままでいたくない

 私を君の伴侶にしてくれないか?」


 え?

 はんりょ……伴侶!?

 もしかして私、プロポーズされてる?

 へ、返事をしなきゃ

 本音を言うならばお断りしたい、とてつもなくお断りしたい

 ヒロインはどうしたのって言いたい

 でも今は断れる状況じゃない

 周りが、私が断らないと信じて拍手の準備をしている

 まぁね!

 ただの公爵令嬢が王太子の言葉に逆らえるわけがないんだけどね!


「喜んで」


 私たちは拍手と歓声に包まれた


 私は、心にもない返事をしてしまった

 ……絶対顔引きつってるよ〜

 そんな私にオスカー様は、私にしか聞こえないような声で言った


「喜んでいる顔じゃないね」


 そりゃあね!

 断れないの分かってて言ったでしょ!

 とまぁ、色々と言いたい事はあるのだけれど、相手は王族

 堂々と文句は言えないので沈黙を貫く


「後で色々お話しよっか」


 オスカー様のお口から続けて聞こえてきた言葉に私は固まった

 とってもいい笑顔なんだけど、ゾワッとするのですか……

 お話、しないとダメですか?




そろそろ終わります

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