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『私の方もOKなんだけどね。ただタイミングが問題なのよね。急に消えるのは保にとってメンタル面で、かなりショックだと思うわけ。心配かけるからね。そちらだって同じじゃない?』

『ええ…それはそうです。私も先生や里彩さんにショックを与えたくはないですし…』

「私達って人と違うからさ。警察へ捜索願なんか出せないじゃない」

『はい…』

『それとさ。一度、出会って、お互いに技術がOKか実地でやっておかないとね』

『訓練ですか?』

『そう。最初の第一実行段階ね。で、第二が、この前、三井さんが言ってた相応の暮らしていく準備でしょ?』

『沙耶さんは私以上に細部に至るまで考えておられるのですね』

『そりゃそうよ。失敗は許されないじゃない。だってさ、私達の死活問題でしょ?』

『はあ、それは言われるとおりです。どうでしょ。まず、第一段階のお互いの技術確認をするっいうのは?』

『簡単に言うけど、その実行にしたって、かなり難しいわよ。お互いが離れてるって問題じゃないのよ。私が走れば、三井さんのところまでは、すぐだからさ。問題は、お互いが拘束されずに単独で自由になれる時間よ。保に悟られないように実行するとなると、私の場合、部屋へ戻って起動停止した時から朝の起動開始までの間だけど。三井さんは?』

『私も同じようなものです』

 三井は事務的に淡々と電話で答えた。

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