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私の部下は犬、猫、うさぎ。  作者: 通りすがりの野良猫
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尖閣諸島沖にて対潜作戦演習

傲慢な中国海軍の潜水艦ですが、いたずらが過ぎるので「お仕置き」されます、

今回の「演習」は特別なものである。

またぞろ中国の原子力潜水艦が我が国の領海付近をうろうろしている。

これを手頃な「対潜水演習」の「標的」にする訳だ。

まあ、わざわざ、こちらの対潜水艦能力をすべてさらけ出すのもなんだから、ちょっとひねった嫌がらせで(^-^)。


主役は「耳」ってことだから、第1小隊のうさぎさんチームの出番。

近海で哨戒中の「ひゆうが」から発進した無人偵察ヘリコプターから投下された複数の指向性ソノブイで位置を特定された「目標」はどうやら中国海軍の「商ー3型」原子力潜水艦らしい。こいつは、深度を変えて変温層の下に入ったり、ノイズメーカー投射したり、プログラム可能な投棄式自走囮等ありとあらゆる欺瞞テクニックを使ってくれているから、また最良の「訓練目標」になっている。

ネットワークを経由してバーチャルCICにいるうさぎさんたちは、先方な様々な欺瞞テクニックをライブラリーのデータベースと照合して見破り、追尾していく。

ネットワークで繋がる尖閣諸島沖の「ひゆうが」と豊中駐屯地の第1小隊は同じ仮想の巨大なCIC(戦闘情報中枢)に同居していることになる。

人間より音に敏感なうさぎさんたちが複数のセンサー、大規模なコンピューターネットワークから情報を提供されているのだから、現在の時点では最強な対潜システムと言える。


あくまでも、パッシブな手段で得ている情報だけで捕捉しているが、そろそろ領海から叩き出したいところだ。

護衛隊司令部もそう考えたらしく、かねて用意の「アクティブソノブイ」を投下する無人偵察ヘリコプターを発進させる。


そして目標上空で投下されたソノブイにはプログラムされた音響を響かせる。

ひとつは大音量のロックンロール(^-^)。

2つ目には、複数の魚雷の航走音。

3つ目には、中国伝統の「爆竹」の音をこれまた大音量で。


こちらはこのソノブイ投下に合わせパッシブソノブイを切ってるから問題ないが、潜航中の潜水艦にしたら、パッシブソナーだけで聞いてたところへいきなりの大音量(^-^)。

訳のわからん事態に遭遇した潜水艦は一目散に逃げ出す始末。

CICの中は落ち着いているが、内心は「ザマア見やがれ〜」である。

驚いて高速を出してくれたから、高速時の音響特性もつかめたのは予想外の「戦果」でもあった。

尚、ソノブイの投下された範囲は対潜魚雷の有効範囲内であるから、実戦なら「撃沈確実」であり第1小隊の事務所のホワイトボードには赤く塗った潜水艦のシルエットが描かれたのは言うまでもない。


いくら訪日客が増えたとしても、北朝鮮からの汚いボートでの漂着やこそこそ潜水艦での訪日はノーサンキューですからね

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