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序章







君は死んでしまった……。


僕もーー……。














序章




陰と陽ーー、その対極の双子として産まれた二人。

月と太陽が生み出した光と闇、まるでその通りに成るかのように……。





古い因習にあるーー否、まだその因習やらが残っていた頃……。

私は双子として産まれた。

兄と共にーー……。


双子は忌避され、忌み子とされ、私たちの後には、片方をも残さず、殺すのなら双子のその両方を殺す様にと言い伝えられた。ーーそれは私たちがーー……。





「私たちは世界を呪った。」


「俺たちは世界を憎むーー」


“自分たちを殺そうとし、引き裂こうとし、傷を付け、痛みを刻み、苦しめ、悲しみに落し込もうとするこの世の全てを。”


“戦火と戦禍、永劫閉ざされ滅びゆく命を、その生の生涯ーーお前達の人生を悲惨に生きるがいい……。”





世界の全てを終わらせたからだ。


2025.9.4 2025.9.11

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