表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忌録  作者: えいる
2/8

その二 トンネル

僕は休暇を取り、姉、姪の三人で、ドライヴに行くことにした。

▪️市を抜け、▪️岬を越え、▪️トンネルに差し掛かったとき、さっきまでの空気とは違い、肩ががくんと下がり、アクセルを踏んでる足が重くなる。

トンネル内は冷んやりしていたが、僕自身は冷や汗をかいていた。

”それ”は隣に座っていた姉にも伝わっていたらしく、車内は静まりかえる。

そして、トンネルを抜け、いつもの空気になったが…しばらく沈黙が続いた。

少し進んだ位置にパーキングエリアがあり、休憩することにした。

「さっき、空気重かったよね?」

「やっぱり?」

そんな会話を交わしてる時には、肩の重荷はなくなり、いつも通りになっていた。

後から、海難事故が多発した場所であること、そして「念仏を唱えなければならない」といった噂が広まっている事を知った。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ