第87話【表】
前回のあらすじ
ぬ
る
り
耳が聞こえない氏家を連れて宝城がシェルターの方に進む。
瓦礫があちこちに落ちていて、更に怪獣の攻撃か振動が伝わっていた。
「ヤバい・・・急がなきゃ・・・」
ドゴンドゴンと音が廊下内に響く。
「!?」
『如何した?』と氏家が携帯電話の画面に入力する。
『変な音がしました』と宝城はスマートフォンの画面に入力する。
そして何か異形の人影が見えた。
「何今の!?」
「!!」
銃を取り出す氏家。
「・・・・・」
『今の見得たか?』と氏家が携帯電話の画面に入力する。
『人影だと思いますが・・・』と宝城はスマートフォンの画面に入力する。
『恐らく怪人だ』と氏家が携帯電話の画面に入力する。
宝城はスマートフォンをカメラに切り替えて撮影を開始したが
暗くて何も映っていなかった、と、次の瞬間!!
突如押し倒される宝城と氏家!!
更にさすまたの様な物で地面に固定されてしまった!!
「な、なんだぁ!?」
「うおおおおお!!外れろおおおおおおおお!!」
絶叫する氏家、困惑する宝城。
何かされるのではないかと恐怖に振るえた。
そしてガッ!!ガッ!!と何かを砕くような音が聞こえた。
「何、何何!?」
「くっそおおおおおおおおおおおお!!」
パニックになる氏家と宝城。
そして・・・
「あ、良かった、二人共いたんですか!!」
夢宮が現れた。
「ば、バイト君!?」
「これどってえええええええええええ!!」
「分かりました!!よいしょ!!」
さすまたの様な物を地面から引っこ抜いて宝城と氏家を解放する夢宮。
「助かったぁ・・・」
「あ”り”が”ど”う”!!」
「どういたしまして・・・それよりも早くシェルターに行かないと!!」
「待って!!何か見なかった!?」
「何かって?」
「人型みたいな・・・」
ドゴンっ!!と揺れて天井からパラパラと砂が落ちて来た。
「とりあえずシェルターまで急ぎましょう!!」
「そうね!!話はシェルターに行ってからにしましょう!!」
三人はシェルターまで必死になって走った。
シェルターには瓦礫が積まれていたが崩れていて、シェルターの開閉が出来る様になっていた。
「助かった・・・瓦礫で塞がっていたら如何しようかと思った」
「・・・そうですね」
三人はシェルターを開けて中に入って行った。
次回【裏】




