第82話【怪獣11号】
前回のあらすじ
ジャンキーは怪人になりやすい?
怪獣。
怪人より遥かに巨大だが怪獣は年に一度出るか出ないかのペースで現れ
怪獣が現れると現れた国に国連の軍隊が派遣され
現地の軍隊と協力してその怪獣を葬り去る事になっている。
各国に現れる怪獣には命名規則が有り。
この国の場合は怪獣○号と言う具合である。
現れた怪獣の順番順に番号を付けていると言う感じである・・・
この国で11番目に現れた怪獣11号は最初に山奥の農村部に現れた。
住民からの通報で直ちに政府は自衛隊を派遣した。
しかし・・・
「見つからなかっただと!?」
自衛隊最高位指揮官のである幕僚長の一人の神薙 矢代は
自衛隊作戦会議室で聞いた報告に対し絶叫を挙げた。
「誤報だったと言う事か!?」
「い、いえ閣下、怪獣が暴れた痕跡は有りました
しかし肝心の怪獣の姿が見当たりません」
「見当たりませんで済むか!!被害者も居るのだろう!?」
「はい、恐らく百人は下らないかと」
「数の問題ではない!!探し出せ!!」
「は、はい!!」
懸命な捜索が為されたが、怪獣は見つからなかった。
怪獣が現れた事には間違いが無かったので非常事態宣言を発令し
近隣の住民の避難を呼びかけ
逃げられない住民に対しては政府作成のシェルターに避難させたのだった。
普段ならば怪獣の進行方向から判断し避難やシェルターの準備をさせるのだが
怪獣が行方不明な為、怪獣が現れると推測させる場所全てに避難勧告を出した為。
何時も以上に大規模な避難となり住民もパニックに陥り
警官等も総出で避難活動に従事していた。
三原市で避難誘導を行っている氏家巡査部長は病院の患者達をシェルターに避難させていた。
「落ち着いて指示に従って避難して下さい!!」
「氏家さん!!重病患者のシェルターへの搬送終わりました!!」
「分かった!!後は・・・」
「失礼します!!AKAの宝城アナウンサーです!!」
唐突に現れるテレビの取材班。
「は?」
「今回の怪獣出現に対してインタビューをお願いします!!」
「今それどころじゃないの分からないのか?」
「いえ、今だからこそインタビューを・・・」
「悪いがそれ所じゃない、速く避難しなければならないんだ」
「報道の自由を無視するつもりですか!?」
「命の方が大事だろう!!
速く避難しなければ取り返しの付かない状況になるかもしれないんだ!!」
次回【押し問答】




