第50話【動きの結果】
前回のあらすじ
あきんどに付き合わされた夢宮
あきんどをマンションに送った夢宮は泊っていけと言う
あきんどの言葉を半ば無視して自分の取ったホテルへ向かい就寝した。
あきんどは食い下がり携帯番号の交換で済んだ。
そして翌朝、電話の着信音で目が覚める夢宮。
「・・・あきんどさんか・・・」
電話に出る夢宮。
「あきんどさん?如何しました朝から?」
『TV!!』
「は?」
『ニュースニュース!!』
「・・・・・」
ホテルに備え付けのテレビを見る夢宮。
ザッピングをしていると・・・・・
『・・・繰り返します、昨夜未明、怪人による襲撃事件が発生しました
被害者は小説家、禍蜻蛉氏のファンクラブの会員達、牛崎 勉さん、草加 亀さん、松永 静さん
同席していたアイドルの原場崎 めぐさんがお亡くなりになり
禍蜻蛉氏、他十数名が重軽傷で病院に搬送されています』
テレビの中のアナウンサーが読み上げるニュースに驚愕する夢宮。
「あ、あきんどさん、これって・・・」
『そう!!ファンクラブ襲撃だよ!!マツさんがやられた!!』
「マツさんが!?」
『マツさんの本名は松永って言うんだよ!!』
「そんな・・・」
昨日まで生きていた人が死んだ・・・ここで成す事は・・・
「あきんどさん、マツさんの自宅って分かります?」
『え・・・分かるけど何で?』
「マツさんは昨日『一連の事件事故の詳しい情報はウチに纏めてある』と言っていました」
『ちょ、ちょっと待って!!事件事故って多分これ怪人の仕業でしょ!?
首を突っ込むのは危険過ぎるよ!!』
「場所を教えて貰えれば後は1人で行きます」
『・・・・・本気なんだね?』
「はい」
暫く沈黙が流れる。
『分かった、昨日のお店、二軒目の方で待ち合わせしよう』
「場所を教えてくれるだけで良いんですが・・・」
『いや、一緒に行くよ、乗りかかった船だ』
「ありがとうございます」
『良いんだよ、朝早かったから御飯まだだよね?』
「抜きましょう、大立ち回りになるかもしれません
危険だと思ったらすぐに逃げて下さい」
『一体何をするつもりなのよ・・・』
「じゃ、今から向かいます」
携帯を切り、身支度を整える夢宮。
顔を洗い鏡を見る。
「・・・よし!!行くぞ!!」
顔を叩いて気合いを入れてホテルから飛び出す夢宮、あきんどとの待ち合わせ場所に向かう。
次回【マツの自宅】




