第49話【動く人々】
前回のあらすじ
禍蜻蛉に出会った夢宮
ビンゴ大会も盛況の内に終わり、オフ会もお開きの時間になった。
「おーい、ドリーマー君」
禍蜻蛉が夢宮の所にやって来た。
「これから二次会だけど一緒に来ないか?」
「いやいや禍蜻蛉先生、ドリーマー君は未成年なんでそろそろ帰らないと不味いッス」
「そうなのか顆粒、そりゃ残念」
「あ・・・別に大丈夫ですよ?」
「そうはいかない、これからは大人のお楽しみって奴だからな
二十歳過ぎてからだ、じゃあそうだな・・・おい、マツ!!」
「は、はい?」
「二次会やるから来いや」
「へ?」
「二次会の参加人数が合わないからもう一人要るんだよ」
「別に構いませんが・・・」
マツは首を傾げながら二次会に参加した。
「・・・・・」
夢宮は如何するか思案した、後を尾行するか否か・・・
「ドリーマー君ー」
「あきんどさん、如何しました?」
「二軒目行かない?色々語りたいんだー」
「えー・・・っと」
「ねねっ、良いでしょー?」
夢宮と腕を絡ませるあきんど。
これでは後を追うのも変だし、ここはあきんどと一緒にいた方が良いと判断する夢宮。
「分かりました、じゃあ行きましょうか」
「じゃあレッツ、ごー」
あきんどに手を引かれる夢宮。
あきんどに連れられた先はボードゲームバーだった。
「私、TRPGも好きでね、やった事有る?」
「いえ、良く分からないです・・・」
「あ、そう、お腹に何か入る?シカゴピザが美味しいんだけど」
「ピザ?」
「そうピザ、シェアして食べよ?」
「まぁ・・・別にいいですけど・・・」
「すいませーん、シカゴピザとビール2つー」
「あ、自分、バイクなんでお酒はNGです」
「私が二杯呑むんだよー」
「大丈夫ですか?」
「近所だから送ってってー」
「はぁ・・・」
何だか妙な展開になったと困惑する夢宮、その後語り始めるあきんどだったが
SSを書いているが感想が付かない事への愚痴を語ったりと
有益な情報を得る事が出来なかった。
しかしピザは確かに美味しかった、シカゴピザはディープディッシュピザ。
つまり深皿ピザとも呼ばれ、とても分厚く食べ応えが有った。
「美味しいですね」
「でっしょー?にゃはははは」
あきんどは酔うと笑い上戸になる様だった。
「そろそろ送って行きますよ」
「うん、いいよー♪じゃあおかいけーい♪」
るんるん気分で会計を済ませ近くのあきんどが住むマンションまで送って行く夢宮だった。
次回【動きの結果】




