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78はヒーローに非ず  作者: Mr.後困る
13thSEASON
158/416

第157話【三者相まみえる】

前回のあらすじ

TPOは弁えよう。

会議室に集められる佐々島と六頭。


「こんにちは、 自衛隊3佐の工藤です」

「C2号部隊で指導員の怪人ハンター佐々島です」

「ノギクボ製薬の警備部の六頭です」

「・・・ノギクボ製薬の警備部?」

「えぇ、 北国街にも我が社の支社が有りまして本社から救援をするようにと指示が出ました

つきましては自衛隊の方々と協力せよと言うお達しです」


六頭が流れる様に説明する。


「手が足りないので協力して貰いたいのは山々ですが

市民の避難誘導の方を頼みたいので北国街とは逆方向になると思いますが宜しいですか?」

「えぇ構いません持って来た武装が無駄になりますが・・・」

「いえ、 状況は逼迫しています

避難している市民達の元に怪人が殺到すると言う最悪のケースも有ります

故に武装は必須です」

「そうでしたか・・・ならば全身全霊で事に当たらせて頂きます」

「よろしくお願いします、 そして佐々島さん」

「はい」

「貴方達一個小隊だそうですがそれだけの人数で大丈夫なのですか?」

「御心配も尤もです」


数珠を鳴らす佐々島。


「ですが安心して下さい我々の新兵器はまさに一騎当千

単純計算で一万の大軍と称しても過言ではありません」

「信じ難いですね・・・その新兵器とやらはそれ程までに強力なのですか」

「間違い無く」


自信をもって伝える佐々島。


「では佐々島さん、 国道115号線が突破されたので何とかして欲しいのですが

大丈夫でしょうか」

「分かりました、 直ぐに出撃致します」


立ち上がり会議室を出る佐々島。


「では部下達に指示を出して来ますので私も失礼します」


六頭も会議室を出た、 そして服の襟に着いた通信機で小声で連絡を取る。


「内部に潜り込めました、 市民の避難をしながら自衛隊の監視を行います

そちらに行きそうならばまた連絡をします」

『分かりました』


六頭は今回自衛隊の前に姿を現し、 別動隊が怪人達と接触し標本を採取する手筈になっている。


「しかしC2号部隊が新兵器とやらを出して来るようです

そちらの情報収集は如何しますか?」

『新兵器とやらの情報は欲しいですが手が足りません、 そちらで探っておいて下さい』

「分かりました」


六頭は悠然と去っていく。


「あの!! すみません!!」

「?」

「黒部テレビですがインタビューをお願いしたいのですが・・・」

「テレビ・・・逆に少し良いでしょうか」

次回【新兵器】

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