第108話【人道的にも経済的にも】
前回のあらすじ
質問に答えます
「人の命を助ける為に必要な部隊ならば設立するべきだと私は思います」
戝部はマイクを置いた。
「すいませーん、 BKジャーナルの森田ですけどー
戝部さんとは何度かインタビューさせて貰っていますが
ヒューマニストでは無かったと思うのですがー」
かったるそうな記者が挙手して質問をする。
「ヒューマニストでなくとも命を救うのは重要なのですよ」
「そうなんですか?」
「えぇ、 人道的にも経済的にも人命は遵守されねばなりません」
「どういう事ですか?」
「まず人道的に考えて、 人を守るのは当たり前です
経済的に考えると人と言うリソースが無くなるのは問題があると思います
それだけ生産量が少なくなると言う事ですから
故に人命は遵守されねばならないと言う事なのですよ」
「なるほどー・・・ありがとうございましたー」
「あ、 すいません、 兄坂ですけどまだ何も喋っていないので質問有る方居ますか?」
「・・・・・」
会場が静まり返る。
「・・・じゃ、 じゃあ告知だけさせて頂きますね」
「告知?」
会場がざわつき始める。
「私の写真集【マッチョと呼んで】が発売されます
定価は2800円、 皆さん如何か」
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そこで記者会見は終わった。
「・・・・・相変わらず好き勝手言っている連中だなぁ・・・」
呆れる滝。
PLLLLLLと滝の携帯電話が鳴る。
「はい、 もしもし」
『もしもし和人君!? 遠江だけど!!』
兄坂からだった。
「・・・・・何だ?」
『記者会見見た!?』
「今見た所だが・・・」
『私、 記者さんに質問省かれたんだけど嫌われている訳じゃないよね!?』
「・・・・・・・・・・・・・投げキッスをする奴は嫌われるかもなぁ」
『えぇ!? 何で!?』
「いきなりそんな事されたらドン引きだ・・・」
『教鞭を取る時はなるべくやろうと思っていたのに・・・』
「何でそう言うアイデアになるのかさっぱりだな」
『投げキッス程度でドン引きなら私は如何生徒と接すれば良いの!!』
「程度ってお前なぁ・・・ボディタッチとかするつもりじゃないだろうな」
『何で分かったの!?』
「・・・・・切るぞ」
『あぁ!! ちょっと待って私如何生徒と接すれば良いかな!?』
「・・・・・知るか」
電話を切る滝。
次回【顔出し】




