スターティングオーダー
「そうなんだが、最初から小金井が投げると試合にならないだろ?
小金井は抑えだ。
最終回の7回を投げてもらう。
それに、西国分寺さんが投げるのは、1回だけだ。
2、3、4、5、6回は、北原、大泉、南沢が投げる。
3人のうち、誰かが1回投げる感じになる。
そこは3人で話し合ってくれ」
3人はじゃんけんをしだした。
決まったみたいだ。
1回 にしこくさん
2回 トレノちゃん
3回 ヤムちゃん
4回 ヤムちゃん
5回 レビンちゃん
6回 レビンちゃん
7回 あたし
こんな感じになった。
にしこくさんは、まだ、先生に何か言ってるけど
決まりみたい。
「スターティングオーダーを発表する」
1番 2塁手 大泉
2番 1塁手 北原
3番 3塁手 南沢
4番 捕手 小金井☆
5番 投手 西国分寺
6番 遊撃手 レンタル
7番 左翼手 レンタル
8番 中堅手 レンタル
9番 右翼手 レンタル
監督 国立
「一旦だが、今回は北原が、ピッチャー交代した所の守備についてくれ。
3、4回はサード、5、6回は、セカンド、7回はキャッチャーだ。
それと、西国分寺さんは、2回からファーストだ」
みんな紙を見ながら考えてるみたい。
すると、レビンちゃんが、質問をした。
「監督、トレノちゃんの守備が毎回違うのはどうして?」
「ふふ、監督か……いい響きだ」
先生は監督って呼ばれて嬉しそうだ。
「交代の説明がややこしくなるから、1人にしたかったって感じだな。
それに、今回が北原ってだけで、次は、大泉、南沢にも
やってもらう事になるから、そのつもりでいて欲しい」
「なるほど」
レビンちゃん、ヤムちゃんは、まぁ、いっか。みたいな顔で頷いている。
わたしも気になった事を聞いてみた。
「監督、この☆マークはなんですか?
あたしの所に付いてるんですけど」
「あぁ、それか、主将のマークだ。
小金井は、硬式女子野球部同好会の部長だし、みんなもそう思ってるだろ?」
「はい!」
みんな返事をしてくれた。
あたしが主将。
「わかりました、頑張ります!」
そう言ったら、みんなが拍手してくれちゃったりして、ちょっと恥ずかしかった。
先生、もとい、監督は話しを続ける。
「後攻めだからな、最初は守りからだ」
「それも決まってるんですか?」
「あぁ、先方が好きな方を選ばせてくれるって言うから、後攻を選んだんだ。
女子が相手だと思って、舐めプしてくれてるんだよ」
ふふふふ
監督がまた悪い顔してる。
「試合は今週の土曜日13時から。八王子にあるグランドで行う。
10時に学校に集合してくれ、わたしの車で行く」
「はい!」
みんなが返事をする。
にしこくさんも腹をくくった様だ。
土曜日か、明後日だ。
5人でも試合出来るんだ!
相手チームからレンタル出来るなんて知らなかったよ。
先生は物知りだなぁなんて思ってたんだけど、練習試合だけだし
特別なんだって。
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