鍋ぶた12 ハウスキーパーは見た
いいね、ありがとうございます!一ついいねが増えただけで飛び上がってます。評価もありがとうございます。
ダンジョンが意外に広くてみゆきさん、いい運動になりますね。
初めて長い文章を書いてますが、本当難しい事ばかりです。何回見直しても間違えてます。どうか暖かく見守ってくだされば幸いです。宜しくお願い致しますm(_ _)m
誤字修正報告ありがとうございます。
適用すればすぐに修正できてしまうなんて
すごいシステムですね!
おそらくボス部屋の扉だ。
みゆきは目の前に立ってみた。
なんとなく、自動ドアに似ている形だったからだ。
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「…開かないか…押すのかな?」
押しても開かないので、スライドしてみたら開いた。家政婦さんがまさに部屋を覗く絵面だ。覗くと中には仔牛が少し大きくなったくらいのサイズのモンスターが中央で構えていた。
「バレてるし」
『鑑定』する。
【リトルブル】(火)
フロアボス レベル30
獰猛。尻尾が炎のように熱く、触れると発火することがある。革製品で有名。
「あ。このエプロンも確かリトルブルだったような気がするよ…落とし穴!」
みゆきは扉の外から、リトルブルの下に落とし穴を作った。
突然地面が崩れてビックリしたリトルブルだが、素早くジャンプして体勢を整えた。目がギラギラに怒っている。
「オコだよ。めっちゃ怖い。ボス部屋のボスって部屋から出ないよね?」
扉をスッと閉めて、みゆきはとりあえず他の道を探索する事にした。
一度戻って、Y字路を左に進む。左に曲がり道ができていた。が、そのまま真っ直ぐ。道がまた分かれているので右に。左に。行き止まり。小部屋にゴブリン2匹。ストーンで倒し、また探索。
みゆきは1時間くらい歩いて疲れてきた。切り上げるつもりで歩いているのになかなか帰れない。
「もしかしての、もしかしてだけど。迷ってない?」
思ってた所と違う道に出てしまった。
「なんか、3丁目の半分は歩いたかも…戻るときに目印の柵を作っておけばよかった。」
思ったよりも分かれ道が多い。方向音痴を再認識して、奥の手を使う。
「出来れば使いたくなかったけど。」
みゆきはマッピングのスキル石を使う。
あっという間だった。スキルを意識すると、道がわかる。この先も来た道も。スキルって本当すごい。
「マッピング」
唱えると、目の前に地図が出てきた。暗くても見やすい。
「出口まで25分ってところかな」
なるべく早く歩こう。道中にツノラビットやゴブリンが出てきたが、ストーンで一発だ。そしてやっと見たことあるような道に来た。この先はダンジョン最初のT字路から左に曲がった道に繋がっている。
地元に帰ってきたような気持ちになる。みゆきはほっとした気持ちになると、前方からすごい速さでうさゴンが走って来る。
「キュッキュー!」
可愛いやつめ。今度から一緒に連れて行こう。うさゴンの鑑定をしてみる。
【鑑定】
うさゴン(マスター/みゆき)
アンゴラツノラビット(風/光)レベル8
レベルがまた上がっていた。
秘密基地まで戻り、地図をテーブルに置く。
メイキングで作ったビニールのテーブルカバーを乗せる。
「このフロア、面白い。ボス部屋が一番近いしっ」
ボスのリトルブル、どうやって倒そうかシミュレーションをする。
「リトルブルのレベル高くない?でも、本当はもっとレベル上げに時間かかるよね…ダンジョンクリアって大変なんだなぁ」
とは言いつつ、勝てる気がするみゆきさんなのでした。
(さっき逃げてきたのにね)
拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。
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