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60.真の優しさ
ヨッシー家からの帰りは俺とユーコの2人だった。ランケは何日か打ち合わせをした後、遺跡の村に荷物を取りにくることになつた。
「リョータ、寂しそう。リョータ、優しい。」
ユーコにそう言われたが
「優しくなんかはないさ。ただの弱虫さ。本当に優しいやつっていうのは、何をされても傷つかない強さを持っている。傷つくということは、相手に負い目を感じさせることだからな。」
「よく分からない。リョータ、優しい、間違いない。」
確かにランケと離れるのは残念だったが、それを俺が引きずっていては、ランケが伸び伸びとは生きて行けない。
俺のほうも色々やることは山ほどある。
まずは、石化解除用のポーションを空中散布させるための、ドラム缶サイズの『じょうろ』を鍛冶屋に頼みに行った。
まともな依頼ではないため、俺は裏通りの余り繁盛していなそうな『ノルド』という看板の鍛冶屋を選んで入った。
お陰様で60話まで来ました。
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