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30.疾風ウルフのメンバー
人生の前半では、家族以外にも、なんの見返りを求めることなく、いろいろと世話をしてくれる人に合う機会がある。
「俺がリーダーで盾使いのチェンだ。」
「俺は剣使いのケサギだ。」
「私は攻撃魔法使いのメイ。」
「最後に私は回復魔法使いのサラよ。」
『疾風ウルフ』のメンバーたちも、俺の守護獣のことがあるにしても、俺達のことを珠玉のように扱ってくれた。
装備もすでに一通り揃えて貰った。
「まずは簡単なクエでもこなすか?」
チェンが、俺達を心配して提案してきたが、
「構わない。俺達はいきなり本番でも大丈夫だ。」
俺はそう答えた。
『疾風ウルフ』はランクアップをするために、オークキングの討伐をしないといけないのだが、そのオークキングが群れを作ってしまっていて、難易度が上がってしまっているらしい。
「俺達がオークキングを1頭倒す間だけ、ワイバーンでほかの奴らを引きつけて貰えれば助かる。」
「分かった。倒す必要はないということだな。」
「ああ、くれぐれも無理はしないでくれよ。」
討伐には往復1週間かかるらしく、準備もあるので、出発は明日に決まった。荷物持ちも別に雇うということなので、俺達は明日に備えて宿で休むことにした。
お陰様で30話まで来ました。
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