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18.ヒールコンニャク

とりあえずゴブリンについて行くと、小径こみちから大通りに出たところで少女が倒れていた。

馬車は横倒しになっており、他にも従者らしき人が倒れていた。


「大丈夫か?」


少女と従者に交互に呼びかけたが、反応がない。

気を失っているようだ。


「ゴブ。仲間を連れて来い! あと例の板を持って来い!」


そうゴブリンリーダーに命令し、詳しく様子を伺った。少女は額が割れており、従者は腕を切られていた。


「リュックを持ってくるべきだった」


こんなときの対処方法は考えてあった。


「ボス、板、持ってきた」


「よし、2人を村に持ち運べ!」


ゴブ達に2人を畳一枚程度の板に乗せさせ、村まで運ばせた。


(ヒールコンニャク!)


そう念じながら、リュックからコンニャクを取り出し、少女のおでこや従者の傷口にコンニャクを貼りつけた。

すると、傷口に貼り付けたコンニャクが何やらシュワシュワといいながら傷口を塞いでいった。


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