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168.出発メンバー

今回は、占い師兼薬屋のアベリアが「どうしてもユミさんを連れて行って下さい」と言うので、俺、コロネット、そしてユミさんという珍しいメンバーとなった。


「ちょうど良かったわ。薬草をたくさん仕入れてくるね」


ユミさんがアベリアにそう言って出発した。


・・・・・・


久しぶりに、冒険者ギルドへとやって来ると、大勢の冒険者が集まっていた。


「それにしても、人が多いなぁ」


俺は奥の酒場に人が多いのを気にしつつ、カウンターへと向かった。


「ようこそ。リョータ様。」


「えっと・・・、今日は何かあるの?忙しいようなら、出直すけど?」


「いえいえ、リョータ様が新しい仲間を連れて来られると聞いて皆集まっているのです。」


「今日は冒険者登録はさせないから、ガチャも引かないよ。ちょっとギルマスに挨拶したかっただけなんだが・・・」


酒場の方からは、残念そうな溜息が聞こえてきたが、コロネットには冒険者はまだ早い。


・・・・・・


ギルマスの部屋へと案内されると、ヨッシー王のところのランケも一緒だった。


「リョータ様、ヨッシー王が!

ヨッシー王が!・・・。」


「??」


あのランケがひどく慌てた様子だった。


「ヨッシー王が戦場で敵の攻撃に合い、落馬して頭を打ってしまわれ、目を覚まされないのです。」


「なんだと! そんな大事なときにどうしてここに?」


「これは秘匿せねばなりませんので、私が直接リョータ様に会いに行こうとした途中、こちらに向かわれていると知ったので・・・」


「よし、わかった。何が出来るかわからないが、ともかく行ってみよう。」


早速出発しようとしたところ、


「ちょっと待って!」


ユミさんが皆を制止した。


「手術になるかも知れません。使えそうなものを買い揃えて行きましょう。」


こうして、急遽4人で手分けして買い物をした後、王都の近くの戦場に向かうことになった。


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