異世界で神様のお使い ～おじいちゃんが異世界ものを書いたらこんなの出来ました～

163.動物園と水族館

早速ヨッシー王にカトリーヌの容態を報告した俺は、ヨッシー王とランケに動物園と水族館の建築を提案した。

ここに来るまでに色々とアイデアを巡らせたけれど、やっぱりこれはヨッシー王に功績として、自分でやってもらいたかった。

ついでに、動物の生態も調査してもらって、絶滅危惧種がいないかとかも、確認してもらうことにした。

こちらの世界でも、毛皮は人気らしく、毛皮の採れる動物は乱獲されやすいらしい。

どれらもヨッシー王の利益になるわけではないが、それだからこそ、やって貰いたかった。

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動物園を作るとなると、暑いところから寒いところまで、色々な気候に住んでいる動物を、集めないと行けないため、動物園が完成するまでには、5年がかかり、カトリーヌがその完成を見ることはなかった。

さらに水族館となると、水槽を作るのが大変で、10年もかかった。

それでも、後世の子供たちにすばらしいプレゼントが出来たとヨッシー王は喜び、動物には「カトリーヌ動物園」という名前をつけるほどであった。