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125.即位

その後、無事にヨッシー公が王位に就いた。


最初にヨッシー公は一般学校(5才から10才までの義務教育)と図書館の創立と百科事典の編纂を宣言した。


就任式後のパーティーでは、他国の王族も食べたことがない赤オークのトンカツや角煮が大好評で、梅酒やコンニャクプリンでさらに胃袋を掴んだ。


しかし、王位継承の隙をついて、ロージア国が動き出しているという情報が別の大国であるメリケン国から入った。


「ロージア国が兵を集結しているので、注意して下さい。」


またしても、イズルー国へ軍隊を派遣しようとしているらしい。


「ロージア国の王はどんな奴だ?」


俺がランケに訪ねた。


「今のロージア国は軍の革命によって

出来た国です。」


「ふむ。」


「現在の王であるポーチンは革命の英雄と呼ばれ、既に30年間も独裁体制を敷いていますが、老いが進むにつれ好戦的になりました。」


人間は、年をとると、段々と欲望は減ってくるものだ。


しかし、名誉欲だけはなくなることがない。老いて尚元気なものほど、その傾向が顕著である。


ポーチン王もその1人かも知れなかった。


俺は地図を広げて、


「そういうやつなら、今回も王都目掛けて一直線で来るだろう。ここに出城でじろが必要だな。」


そこは農場の横を流れる川の下流だったので、またしても俺達が手を貸すことになった。


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