表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

127/180

123.頼みまくり

忙しいと言っても、俺はいつものように、頼みまくるだけだ。


「まずはコーン油だな。」


トウモロコシの油は香りと味が薄いため、食材本来の味が楽しめる。


俺はクリミア堂に行って、コーン油のお願いをした。


コーン油はトウモロコシを圧搾して作るので、ポーションの製作に似ているのだ。


「作れなくはないですが、30リットルの油が必要なら、トウモロコシは1トンは必要です。」


「わかった。農場からあるただけ持って来るので、作れるだけ作ってくれ。」


かなりの贅沢品だが、今回は仕方があるまい。


次は、包丁だ。


包丁の切れ味が悪いと、食材の旨みを逃し、苦みや雑味が増加してしまうのだ。


これは鍛冶屋のノルドに頼むしかない。


農場で作った麦焼酎を持っていった。


「ともかく、切れる包丁を作ってくれ、出来れば、包丁の自重だけでオークの肉が切れるやつだ。」


もたろん、玉鋼をリュックから取り出して、目の前に置いた。


「ばかたれ!自重で切れる包丁なんて作れるか!取り敢えず最高のものはつくる。」


俺は焼酎を使った梅酒の作り方を教えて店を後にした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ