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109.真心

今回の成果はユーコが孤児院にやらせると提案したことだった。


俺の中で、この意味合いは大きい。


というのも、俺は昔から、豪邸とかというものに、疑いの目を持っていた。


もし、その豪邸の建築に携わった人間が、全て心清らかな人であれば問題ないが、実際にはそうではない。


必ず邪悪な心を持った人間も混じってしる。


いくら高級な材料を使おうと、それを据え付けた側に真心がなくて、本当に価値があるのだろうか?


そういう点から言えば、今回の塩に関しては、孤児院で真心を込めて製品化して貰えれば、自信を持って売ることが出来る。


・・・


ギルバートの店を後にしたあと、ユーコと町を歩いていると、鷹匠が大道芸を披露していた。


向こう側に頭の上にリンゴを載せた子供を立たせ、鷹匠が飛ばした鷹が、見事リンゴだけを取って来るという芸だった。


なぜか、ユーコはそれを夢中で眺めていたのが印象的だった。


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